11月13日(土)に中等教育学校の「学校説明会」が行われました。テーマは「生徒が伝える桐蔭学園中等教育学校の学校生活」。その様子をレポートします。
最初に岡田直哉校長が「新しい進学校のカタチ」と題して、現在桐蔭学園が取り組んでいる教育の内容、そしてコロナ禍で活躍する生徒たちの活動など、「桐蔭学園の今」について説明しました。
次に、玉田副校長から中等教育学校の学びについて、入学から大学進学までの6年間の流れを説明しました。各学年での代表的な取り組みを説明し、少年少女が立派な青年になっていく成長の過程を紹介しました。
その後、現場を担当する教員がアクティブラーニング型授業、探究(未来への扉)、キャリア教育という教育の3本柱について具体的に説明しました。
特にアクティブラーニング型授業や15歳のグローバルチャレンジの説明では、実際の授業の様子を動画でご覧いただきました。
最後に入学試験について説明を行いました。前年度入試からの変更点は以下の通りです。
・2月1日第1回午前入試は4科目入試のみ、第1回午後入試の科目は国語・算数の2科目です。
・2月2日第2回(午後)入試は、2科目入試(国語・算数か英語・算数のどちらか)または算数選抜入試から選択です。
・第3回入試を2月5日に実施します。第3回入試は、4科目入試または2科目入試(国語・算数)またはAL入試から選択です。
説明会の後半は、司会の生徒2人と校舎にいる生徒たちが大活躍のライブ中継でした。シンフォニーホールと校舎をネットでつないでライブ中継を行いました。題して「F棟ヴァーチャルツアー」!
シンフォニーホールからZOOM画面を通じてF棟に呼びかけ、1年生と3年生の教室、グローバルラウンジ、F棟内移動中継班の生徒たちが現場の空気を伝えてくれました。
1年生はクラス目標や部活動を紹介し、アフタースクールで参加した英語の補習について語ってくれました。
3年生は探究授業「15歳のグローバルチャレンジ」について、自分の担当国の政策などを説明してくれました。
グローバルラウンジからは、ラウンジマスターのグラジアニ先生とラウンジスタッフの生徒たちが、英語と日本語でグローバルラウンジでの活動について説明してくれました。
また、F棟内の移動中継班はエントランスから体育館やグラウンド、マルチパーパスなどを歩き、部活動をしている生徒たちの声を届けてくれました。
とても臨場感があり、シンフォニーホールの受験生たちは身を乗り出して中継を見てくれていました。
ライブ中継後、生徒会長と副会長からはシンフォニーホールで直接受験生へのメッセージが贈られ、最後に「受験生応援メッセージ動画」が放映されました。
この学校説明会を終えて、岡田直哉校長は次のように話しています。
「今回の学校説明会も在校生たちが大活躍してくれました。本当にたくましい! 男女共学化して3年目を迎えた中等教育学校。『今までに経験したことのない問題』を乗り越える力を身につけることを理念としています。すでにその力を備え始めているな、とたしかな手ごたえを感じました。私自慢の在校生たち。今後の成長を楽しみにしています」
学校説明会にご参加のみなさま、まことにありがとうございました。
新型コロナウイルスの影響もあり、在校生と受験生が実際に触れ合う機会が限られている現状です。しかし、この学校説明会では、在校生たちの温かいメッセージが受験生のみなさんに伝わったのではないかと思います。
桐蔭学園中等教育学校の在校生と教職員一同は、がんばる受験生を心から応援しています。
がんばれ未来の桐蔭生!
なお、今回の学校説明会の様子は、校長ブログでもとり上げられています。
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