12月11日(土)午前に中等教育学校の「入試体験会・入試説明会」が行われました。当日の様子をレポートします。第1弾は、受験生向けの「入試体験会」のレポートです。
「入試体験会」は、小学校6年生が桐蔭学園の入学試験を「体感」できる会です。今年も新型コロナウイルスの感染防止対策上、定員を360名に制限させていただきました。
今回の入試体験会では、以下の4つの区分から選択して体験受験をしていただきました。
1.国算社理型
2.国算英型
3.AL入試型(総合思考力問題・面接模擬ビデオ)
4.算数選抜入試型(算数選抜入試の体験のみ)
今年度も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染防止対策に配慮した上で入試体験会を実施しました。
まず、校舎に入る前に体温の測定をさせていただき、体温が37.5℃未満であることを確認しました。受験生などの健康チェックに関しては、健康管理センタースタッフも待機して態勢を整えています。
入場する保護者1名とともに受付をすませた後、各校舎の「受験生受付」で座席券を受け取ります。この座席券には、受験教室および座席番号が書いてあります。
受験教室の定員は、コロナ禍以前の半分である各教室20人です(現時点では入試当日も1教室20人を予定しています)。千鳥格子状に互い違いの着席とし、適切な距離を取れるよう配慮しています。
また、入試説明会でもお話ししましたが、教室内では極力お互いの会話を避け、周囲に配慮していただくようお願いしました。
体験受験に先立ち、岡田直哉校長が各教室を回り、受験生に直接語りかけました。
その言葉は校長ブログにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
体験受験では、受験生たちは本番の類似問題に真剣に取り組んでくれました。
すべての問題が解けた受験生もいれば、わからない問題があった受験生もいたかと思います。
しかし、岡田校長が受験生に話していたように、「今日は失敗してもいい」のです。むしろ、「今日失敗しておいて本番で成功する」ことが望ましいのです。
受験生のみなさん、再来週には今日の答案と講評などが郵送されます。ぜひ「今日の失敗」を「本番の成功」につなげてください。
また、試験の間の休み時間には、トイレの場所を確認して本番の予行演習(?)をしている受験生もいました。
今回の入試体験会では休憩は15分間でしたが、入試本番の休憩時間は20分が予定されています。
入試当日には、何か困ったことがあったら廊下にいる案内の先生たちに気軽に相談してください。受験生のサポート態勢を整えていますので、どうぞご安心ください。
体験受験終了後、監督の先生の誘導で保護者控室となっているシンフォニーホールのステージ前へ移動しました。保護者と合流後、今日の感想や試験のでき具合などを話しながら解散となりました。
「入試体験会・入試説明会」が終了し、2022年度入試に向けた学校説明会は1月の学校説明会(6年生対象)を残すのみとなりました。
昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、受験生のみなさんと接する機会は限られることとなりました。
それでも、本校に対する熱い思いや希望を語ってくださる方が多く、そのたびに大きな期待に応えなければ、と気持ちを新たにする日々でした。
受験生のみなさんにとって、入試当日までの日々が充実したものになることを、そして2月には合格の喜びを得ることができることを、桐蔭学園の教職員・在校生一同心から願っています。
桜満開の2022年4月、みなさんと桐蔭学園中等教育学校で一緒に学ぶことを楽しみにしています。
当日の様子をミニフォトギャラリーで紹介しています。ぜひご覧ください。
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