12月11日(土)に中等教育学校の「入試体験会・入試説明会」が行われました。レポート第2弾は「入試説明会」の様子を録画映像とともにお伝えします。
入試説明会は学校説明会と異なり、入試問題についての説明やその出題傾向と対策についてお話しする会です。
受験生が教室で入試体験をしている間、保護者の方1名に限定してシンフォニーホールで入試説明会に参加していただきました。
最初に、岡田直哉校長より挨拶がありました。冒頭で岡田校長は、教室で受験生に対して語りかけた内容を紹介しました。
「今日は入試の本番ではありません。体験会です。ですから、いくら失敗しても構いません。大切なことは、今日のことをふり返り、次に同じ失敗をしないようにするためにはどうすればよいのかをしっかりと考えておくことです。皆さんがこの体験会に参加した最も大きな意味はここにあります」
そして、保護者に対しては
「先ほど、お子様を激励してきました。『入試当日は一生忘れられない日になるかもしれない。だからこそ、今日の体験会をしっかりとふり返り、当日に備えてほしい』と話すと、皆さんうなずいてくれていました。共感してくれたのでしょう」
と話しました。
その後、各教科等の担当者(国語・社会・理科・英語・AL入試・算数)が入試問題の傾向と対策について説明をしました。※国語の説明は、著作権法上の問題から公開を控えさせていただきます。
最後に、入学試験の概要と入試当日の動きについて説明をしました。熱心にメモを取る保護者の方も多く、入試本番が近づいていることを感じる光景でした。
説明会終了後、入試体験を終えた受験生たちが監督教員の先導でシンフォニーホール前方入口から入場してきます。今年は密を避けるために時間差をつけてホールに誘導しました。
2月の入試においても、密を避けるために時間差をつけて受験生を誘導する予定です。その日の最後の試験終了後、下校までに若干の時間を要することが予想されますが、どうぞご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、岡田直哉校長から保護者の方へのメッセージです。
「普段接している保護者の皆さまにはわかりにくいかもしれませんが、お子様は確実に成長しています。この成長こそ、中学受験の意味だと私は信じています。志望校に合格すること、これはもちろん大切なことです。しかし、それだけではありません。中学受験を通じてお子様が成長すること──これが達成できたら、受験は成功したと言えるはずです。私たち私学人の願いはここにあります」
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