昨年の12月14日、「みらとび発表会」を実施しました(「みらとび」とは本校の探究授業「未来への扉」のこと)。今回、アフタースクール生徒委員が、発表会を終えた高校(共学)2年生にインタビューをしました。
仲田さん(研究テーマ:コロナ禍におけるスポーツの価値)
高校1年の時、一個下の後輩の夏の試合が無くなり、3年間の努力を奪うのは正しいのかと感じたことからテーマを決めました。研究としては、世間一般の声をアンケートで収集したのに加え、スポーツ関係者・医療関係者などへインタビューも行い、ラグビーW杯日本代表ドクターにも取材しました。
高校1年・高校2年と2年間研究を続けてきたことにより、「何かを突き詰める力」が成長したと思います。発表会当日は順番が後半だったので、前半の人の発表を引用しながら、自分の話を聞いてもらえるように視野を広く持って発表しました。
赤堀さん(研究テーマ:多様性共生社会の推進と読書の効果)
高二の初めに今のテーマに変えました。そのせいでアンケート等が取れず、資料や本からスライドを作りました。本を読むことで、他者を思いやる力・想像する力が養われ、多様性を認め合う社会を創ることに役立つことがわかりました。
もちろん小さいころから本を読んだ方が良いですが、いつから始めても大丈夫です。自分の調べたいこと・好きなことを調べられるのが、「みらとび」の良いところだと思います。
普段の勉強とは違い、自分の関心があるテーマを研究できるのが「みらとび」の良いところ、とお二人とも述べていました。そして自身のテーマについて研究し続けた経験は、大学受験にも役立つと思っているので、積極的に取り組んだ方がよい、ともコメントしていました。
仲田さん・赤堀さん、お忙しいところありがとうございました!
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)