2/11(祝土)、いよいよ桐蔭学園高校の入試が行われます。
受験生の皆さん、今どんな気持ちですか。
不安、緊張──当然でしょう。どんな人でも、いよいよ雌雄が決する場面に臨むときには不安を感じ、緊張するものです。
でも考えてみてください。その不安や緊張というのは、君が今まで努力してきたからこそ感じているのではありませんか。もし、何も準備をせずに受験に臨むのだとしたら、結果は火を見るより明らか──そう、不安や緊張など感じるはずはありませんよね。
【学園祭で生徒たちと(9月)】
君が今、不安・緊張を感じているのは、今までしっかりと準備をしてきたからこそ。だから受験を前に不安・緊張を感じたら、「しめた!」と思ってください。うまくいく可能性が高まってきたからこそ感じているのです。
私は、しっかりと準備をしてきた末に感じる不安や緊張というものは、「うまくいくためのエネルギー」だと思っています。
【スポーツ競技会(5月)】
ただ、そのエネルギーをコントロールするためにはちょっとしたコツが必要です。それは、いよいよという場面に「日常」を持ち込むこと。
受験だからといって、普段と違うことをしてはいけません。いつも友だちとワイワイ過ごすタイプなら当日もそうそればよいし、逆にひとりで行動することが多いタイプならやはりそうすればよい。試験場という「非日常」にいかに「日常」を持ち込めるかがカギといえます。
不安や緊張を感じているなら、それは準備をしてきた証拠。あとは自分の力を100%発揮できるよう「日常」を持ち込むこと。
2/11は、普段の君の姿を見せてください。いつもの君のままで。
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