高校(共学)では4月28日金曜日に鳳舞祭(体育祭)を実施しました。
これまで桐蔭学園のスポーツイベントと言えば、各学年ごとに実施していたスポーツ競技会がメインでしたが、鳳舞祭(体育祭)が3学年合同行事として初めて開催されました。
【鳳舞祭まで】
スタートは昨年2022年の11月。呼びかけに集まった体育祭実行委員の執行部から委員長・副委員長が選出されました。その後、体育祭の枠組みを決めるための会議が何度も開催されました。
▲ 実行委員会の会議の様子、部門ごとに話し合いをしています
桐蔭学園高校の生徒を1年生から3年生まで合わせると、2000人をこえる大所帯です。その全員が主役となり、かつクラス、コース、学年をこえて団結ができる体育祭を目指して実行委員では「The First Take ~零から壱へ~」というスローガンを掲げました。また、文化祭が「鵬翔祭」と呼ばれるように体育祭にも名称をつけようと名称の公募を行い、最終的には投票によって「鳳舞祭(ほうぶさい)」が体育祭の名称に決定しました。
▲ 実行委員が作成した鳳舞祭の説明動画(抜粋)
初の体育祭だからこそ、やりたいことを実現できる楽しさがある一方、安全面や時間、予算など様々な制約を乗り越えていく苦労も多くありました。生徒全員が集合した際のシミュレーションをグラウンドで行ったり、各クラスの色を決めるための抽選会を行ったり、実行委員スタッフ全員を集めた仕事の説明会を行ったりと、最後の最後まで頭を悩ませ、文字通り汗をながし、準備をすすめました。
▲ 実行委員スタッフへの仕事内容の説明会
【鳳舞祭当日】
4月28日金曜日。鳳舞祭当日、天気にも恵まれ、絶好の体育祭日和となりました。
▲6色の得点板
▲実行委員は最後まで打ち合わせ
午前中は全員サッカー場に集合して「開会式」、「応援合戦」を行い、その後各競技場に分かれて「大玉送り」「綱引き」「障害物リレー」「棒取り」を実施しました。
午後は再度全員サッカー場に集合して「色別対抗リレー」「部活対抗リレー」を行い「閉会式」です。
▲メイン会場のサッカー場 ここに2603名の生徒が集合しました
▲綱引き
▲部活対抗リレー
初年度の優勝は緑組でした!
当日の様子は岡田校長ブログにて詳しく紹介されています。是非ご一読ください。
▲応援団団長集合!
▲白組(ほぼ)全員集合!
1年生(60期生)からは早くも「次年度は絶対に応援団に入りたい。実行委員にも入りたい」という声があがっています。桐蔭学園に、今までにない新たな伝統が生み出されたことは間違いありません。
▲体育祭実行委員 執行部の集合写真
最後に初代鳳舞祭実行委員長の加藤さんのコメントを掲載します。
4月28日金曜日、第1回鳳舞祭を無事開催することができました。高校3年生の友人から「最初で最後の体育祭楽しかった」と言ってもらえた時は涙が止まりませんでした。私は運動が好きではなく、今までのスポーツ競技会も休めるなら休みたい、そんな思いで参加していました。しかし、そのような私だからこそ、体育祭実行委員長をやることに意味があるのではないかと思い、委員長に立候補しました。
約5ヶ月前、先生方と体育祭とはどんなものかという話し合いから始まりました。私はこの体育祭を今まで関わって来ることができなかった他学年・他コースとの交流の場にしたいと思い、学年・コース関係ないチームにしました。高校の総生徒数は2603人。多様な人が集まっていることを活かした体育祭にするにはどうすればよいか、頭を悩ませる日々で、何も出来ない自分をとても情けなく思ったことは少なくありません。 しかし、当日は他学年・他コースで結成された応援団の予想以上のパフォーマンスをみて、体育祭を皆で作っている実感がわきました。第1回委員長として鳳舞祭を作り上げて来れたことを本当に嬉しく思います。
鳳舞祭を全力で楽しんでくださった生徒の皆さん、協力してくださった先生方、約5ヶ月間私を支えてくださった執行部のみんなには本当に感謝しています。
3年A2組 加藤陽菜乃
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)