6月22日(土)に、中等1年・2年の合同企画「メンター・メンティー」を行いました。
この企画において「メンター(mentor)」という言葉は「安心していろいろな相談ができる頼りになる人」という意味で捉えています。
相談する側の1年生の目標は「メンティー(mentee)になる」こと。メンティーとは、メンターのアドバイスを受ける立場を指します。しっかり質問をして、2年生から有益なアドバイスをもらうことができるかが重要です。
一方、相談を受ける、アドバイスをする側の2年生は「頼りがいのあるメンターになる」ことが目標です。
1年間桐蔭学園で学校生活を送り、いろいろな経験をしてきました。その経験をもとに、学習や学校生活に対する考え方など、幅広い視点から相手の成長を支援する役割が期待されています。
この企画は2020年度(男女共学化の翌年度)から始まり、共学化した中等教育学校の伝統行事として定着しています。今年度この行事が行われるのは1回目で、1年生・2年生ともにやや緊張の表情で対面しました。
話し相手を変えながら約20分、じっくりと話をすることができました。
勉強や部活動が話の中心ですが、男子同士では趣味やゲームなどの話で盛り上がったり、また女子同士では悩みの相談なども行われていたようです。
1年生の「ふり返り」を紹介します。
「先輩方は、質問したことを分かりやすく説明してくれてとても話しやすかったです。先輩が体験したことを知れたり、解決策を一緒に考えてくれて嬉しかったです」
「先輩たちに色々なことを聞けたし、部活の先輩とも話したから、仲が深められてよかった。人によって勉強の仕方が違って、役に立った。先輩のアドバイスを参考にこれからも勉強や、部活をやっていきたいと思った」
「今回、2年生の先輩に部活のことや期末考査のことなどを沢山聞けてとても良かったです。先輩方が言っていた効率の良い勉強法や休日の過ごし方を実際に再現して見ようと思います。
先輩が途中でやらかしエピソードを話してくれたりしていてとても面白かったです。私も2年生になったら、1年生が学校生活を楽しめるようにアドバイスができる人ような人になりたいなと感じました」
今後も折に触れてこの企画を行い、生徒が「自分の成長を実感できる場」にしたいと思います。
当日の様子を桐蔭学園中等教育学校の公式YouTubeの「SCHOOL LIFE SHORT」で紹介しています。ぜひご覧ください。
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