高校では、5月9日の金曜日に鳳舞祭（３学年合同体育祭）を実施いたしました。

鳳舞祭は約２千数百人の全校生徒が一堂に会し、クラスのみならず、学年やコースの垣根を越えて、競い合ったり応援し合ったりする学校行事です。桐蔭学園において初めて3年間この行事に参加した高3学年の60期がしっかり引っ張っていました。日本全国を探しても、これだけの人数が集まる学校行事はないといえます。この鳳舞祭が新しい桐蔭学園の伝統として受け継がれていくように、そして前回よりも生徒の思い出になる行事を作るために、実行委員が頑張っていました。

【準備期間】

今年度で3回目となる鳳舞祭を自分の手で作りたいと志願した約40名の生徒があつまり、各課に分かれて会議を重ねました。動き出したのは、本番半年前の11月。たくさんの時間をかけて鳳舞祭は作られました。

▲昨年度の集合写真を用いて、実行委員を募集しました。

第3回鳳舞祭は、実行委員長には3年A7組猿田杏夏さんが立候補してくれました。猿田さんはこれまでの鳳舞祭を踏まえて、生徒一人ひとりが時間通りに動き、スケジュール通りに円滑に進行する鳳舞祭にしたい、という目標を掲げました。スローガンは「原点から進化へ」。それを体現するかのように、実行委員がいつ・誰が・どこで・何をするのかを確認できるよう資料作成を行い、全体に共有するなど昨年度よりも進化した準備がなされていました。

▲実行委員用の資料　各競技すべてで作成し、的確な準備をするために活用しました

今年のパンフレットは、猿田委員長自らが表紙を作成いたしました。鳳舞祭の名前にある鳳凰をモチーフに、疾走感あふれる表紙となりました。

▲パンフレットの表紙

【本番当日】

全クラスを赤・青・黄・緑・紫・白の6色に分けて、色毎に競い合います。午前中はサッカー場とラグビー場に分かれて競技を行い、午後はサッカー場に集まって、色別対抗リレーや部活動対抗リレーを行いました。

▲今年は曇り空での開催となりました

▲開会式で実行委員がしっかりと盛り上げてくれました　そしてラジオ体操でウォーミングアップ

▲1年男子　綱引き

▲1年女子　物取り

▲2年男子　しっぽ取り

▲2年女子　玉入れ

▲3年男子　ローハイド

▲3年女子　障害物競走

▲応援団パフォーマンス　各色の個性が出ています

▲色別対抗リレー　今年は男女で交互に走りました

▲部活対抗リレー　鳳舞祭の第二の名物競技として、非常に盛り上がりました

第3回鳳舞祭の優勝は、緑組でした。そして、なによりスケジュール通りに終わることができました。

▲閉会式　緑組・青組・白組に表彰

▲委員長猿田さん　実行委員のみんなとコミュニケーションを取り、まとめあげてくれました

第3回の鳳舞祭は、委員長の猿田さんの目標通り、執行部の生徒が協働し、時間通りに追われることができました。鳳舞祭に参加する生徒のために動き、想像し、力を尽くした経験は彼らのこれからの人生をより豊かにしてくれるものだと信じています。来年度の第4回の鳳舞祭ではどんな進化を見せてくれるのでしょうか。

▲執行生徒の集合写真　全員が笑顔で終わることができました

最後に三代目鳳舞祭実行委員長の猿田さんのコメントを掲載します。

第三回鳳舞祭を無事に終えることができました。約半年間にわたりご協力いただいた先生方、執行部員、放送委員、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。今年は「原点から進化へ」をスローガンに、先輩方が築き上げてきた鳳舞祭を進化させていこうという思いで準備を進めてきました。

活動は午前課、午後課、広報課の三つに分かれて行い、競技内容の見直しやパンフレットの制作など、多くの取り組みを行いました。今年は「時間通りに進行すること」が大きな課題でした。これを目標に執行部員同士で意見を出し合いながら、内容をしっかりと理解し取り組んできました。

そして当日は、自分たちで考えて行動することもでき、多くの方々の支えのもと、無事に目標を達成することができました。今、感謝と喜びの気持ちでいっぱいです。改めて、ご協力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。そして、来年も鳳舞祭が開催されることを心から願っています。

3年A7組　猿田杏夏

###Posted at 2025-06-16 09:30:42. Original.No Edited.###

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