2016年5月13日(金)・14日(土)の日程で、ニューヨークにて模擬国連世界大会が開かれました。中等教育学校模擬国連部田邉君・児玉君が参加したのはFAO(国連食糧農業機関)の会議です。議題は、”Increasing Agricultural Productivity with the goal of feeding 9 Billion in 2050 (2050年に90億人に食料を行き渡らせるための農業生産性の増強)”でした。1日目、午前・午後の7時間超にわたって、各国の高校生と熱い議論を交わしました。
2日目の今日は最終日。決議案の提出・採択を目指し、これまで進んできた道の一つの集大成として全力を尽くしましたが、残念ながら2年連続での国際大会入賞(昨年は準優勝)の夢は果たせませんでした。しかし、最後の最後まで全力を尽くしている二人の姿は印象的でした。
国連総会の議場で開催されたClosing Ceremonyを終えた後、「この悔しさはこの後の人生でしっかり活かしていきたい」「今回の経験を後輩たちにはしっかりと伝えておきたい」など、二人は多くのことを得、多くのことを考えたようです。今回ご声援をお送りくださいました皆さま、本当にありがとうございました。中等教育学校模擬国連部の今後の活躍にもご期待ください。
それに先立ち、大会まで1ヶ月をきった4月16日(日)、中等教育学校模擬国連部の田邉君、児玉君をはじめとする日本代表派遣団が飯田橋に集い、派遣前のInformation Sessionが開催されました。今回のInformation Sessionでは、外務省の方々をはじめとした専門家の皆様の前で、世界大会での方針を英語で堂々と発表しました。
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