11月11日(土)・12日(日)の2日間にわたり、第11回全日本高校模擬国連大会が東京の国連大学で開催され、UAE大使の渡邊玲央くん・永見大智くん(いずれも中等5年)のチームが、優勝にあたる「最優秀賞」を受賞しました。
同チームは日本代表の一員として、来年5月にニューヨークの国連本部で開催される世界大会に出場します。
今年の大会は、日本全国から選抜された86チーム172名が「ジェンダー平等」をテーマに、世界各国の大使として熱い議論を交わしました。
桐蔭学園中等教育学校模擬国連部からは2チーム4名が出場し、それぞれUAE大使・コロンビア大使として、「ジェンダー平等とは何か」・「有害とされる文化・慣行および差別・暴力への対応」といった論点を軸に、自国の利益、さらには国際益の達成を目指して、両国ともグループの中心として宣言案・決議案作成に尽力しました。
UAE大使の渡邊くん・永見くんのチームは、議論が白熱する大会の中で、各国の意見を聞いた上で穏やかに自分たちの主張をまとめて決議案を出した姿勢が評価されました。
中等教育学校模擬国連部の全国大会優勝は5回目、世界大会出場は4年連続8回目となり、日本全国の高等学校・中等教育学校の中でいずれも最多となりました。皆様のご声援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。
優勝チームの2人のコメントを紹介します。
●渡邊玲央くん(中等5年)
大会に向けて準備がとても大変だったのですが、よい結果を出すことができて嬉しいです。世界大会ではその場での対応力が試される場面が多くなるので、準備をしっかりして、楽しんできたいと思います。世界大会に向けては、まず英語の力、そして様々な意見や思考をまとめて決議を出すので、ライティングの力を高めていきたいです。
●永見大智(中等5年)
成果を出すことができたので、まずは模擬国連部の活動をしてきてよかったなと思いました。大会に向けて部の仲間が応援してくれたので頑張ることができ、感謝しています。世界大会はすべてが英語で行われるので、来年の5月までにもっと英語力を高めて準備をしていきたいと思います。
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