12月16日(土)に桐蔭学園中学校・中等教育学校の「入試体験会・入試説明会」が行われました。当日のレポートを2回に分けてお伝えします。
「入試体験会」は、小学校6年生が桐蔭学園の入学試験を「体感」できる会です。今年は昨年を大きく上回る528人の受験生が参加し、体験問題にチャレンジしました。
受験会場に着いてから受付までの動き、本番の入試と同じ受験教室での入試体験、そして試験終了から保護者と合流しての解散まで、本番と全く同じ要領の体験をしました。
そして、今回はサプライズ(?)として、各受験教室で岡田直哉校長から受験生へ、激励のメッセージが語りかけられました。
「緊張することはいいこと。何も準備してこなければ、緊張するはずもありません。緊張するのは準備をしてきた証拠です。その緊張感を大切にしてください」
「もうひとつ、今日の体験会では失敗をしてもいいのです。残りの1か月半で、しっかりと修正をすることが大切です。それがいい結果につながるはずです」
今回の入試体験では、以下の3つの区分から選択して受験をしていただきました。
1.4科目型(国語・算数・社会・理科)
2.3科目型(国語・算数・英語)
3.AL入試型(総合思考力テスト・面接模擬ビデオ)
また、試験の間の休み時間には、トイレに行ったり知識の確認をしたりと、思い思いに時間を過ごしているようでした。今回の体験会では休憩は15分間でしたが、入試本番の休憩時間は20分が予定されています。
廊下には案内の在校生や先生たちがいるので、何か困ったことがあったら気軽に話しかけることができますので、どうぞご安心ください。
試験終了後、監督の先生の誘導で保護者控室となっているシンフォニーホールへ移動しました。保護者と合流後、今日の感想や試験のでき具合などを話しながら解散となりました。
採点された入試体験会の答案は、12月23日以降にご自宅に郵送されます。解説をよく読み、間違えたところを「修正」してください。
・・・いよいよ入試本番まで2か月を切りました。冬将軍も到来し、厳しい寒さの日が続いています。体調管理をしながら受験勉強をすることは、小学校6年生にとっては過酷な経験かもしれません。
しかし、受験勉強をする中で知識を習得し、家族と一緒に受験に立ち向かう中で絆も深まるのが中学受験とも言えます。
残りの日々が受験生にとって充実したものになることを、そして2月には合格の喜びを得ることができることを、桐蔭学園の教職員・在校生一同心から願っています。
桜満開の4月、桐蔭学園で一緒に学ぶことができる日を楽しみにしています。
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