10月15日(土)に高等学校男子部・女子部の入試説明会が行われました。1,100人を超える来場者があり、授業公開・説明会は大盛況でした。ご来場の方々に厚く御礼を申し上げます。
説明会の前に、9時から男女の各校舎で授業公開を行いました。来場者の方はすべての授業を自由に見学することが可能です。特に、桐蔭学園が推進するアクティブラーニング型授業の場面では、真剣なまなざしで見学する中学生や保護者の姿が印象的でした。
ホールでは、説明会に先立ち学校紹介PVが上映され、説明会本編では、最初に入試問題の傾向と対策を、各教科の担当者から説明しました。
英語科から、出題傾向は「読む分量がかなり多く、毎年並べかえの英作文が出題されている」ことと、その対策として「早く正確に内容を理解する速読力を養い、日ごろから長めの英文を読む演習を重ねること」などが挙げられました。
数学科からは、出題傾向は「大問1(小問)では、基本問題だが合格者と不合格者の得点差が大きいので確実に得点することが重要」である点が強調されました。また、「大問2以降は標準~難度が高い問題が多いが、各問の(1)は基本事項をおさえていれば解ける」点も強調されました。対策としては「難問に時間をかけるよりも解ける問題で確実に得点する」ことと、「各問の(1)の結果が(2)以降に大きく関わるので、(1)で解く方向性をしっかり見極める」ことが挙げられました。
国語科からは、論説文の出題傾向は「新書や選書などを出典とした身近な社会現象をテーマにした長文の出題が多い」ことが挙げられました。その対策として、「筆者の考えがどう述べられ、どのように展開されているかに着目して読む」ことと、「具体例に着目し、対比の関係をつかむことで筆者の主張を捉える」ことが重要とのアドバイスがありました。
入学試験については、推薦入試、一般入試(A方式・B方式)、帰国生入試、特別奨学生制度などについて詳しく説明が行われました。
終了後は多くの方が個別相談のブースを訪れ、学校生活について具体的な質問をされていました。特にアクティブラーニング型授業について興味を持っている方も多く、授業の進み方などについての質問も数多くありました。
また、帰国子女を対象としたミニ説明会も行われ、帰国生入試の概要や入学後の英語の授業についての説明がありました。参加者の方からも質問をいただき、それに対する回答でより理解を深めていただきました。
参加者の皆様には、この予約制説明会で桐蔭学園についてより深く知っていただけたのではないかと思います。
今後行なわれる高等学校男子部・女子部の学校説明会の予定は以下の通りです。
11月19日(土)10時30分~/14時00分~
第1回学校説明会(9時から10時は授業見学が可能・予約不要・男女合同)
11月26日(土)10時30分~
第2回学校説明会(9時から10時は授業見学が可能・予約不要・男女合同)
上記3回の説明会はすべて同内容となります。
今後の学校説明会の日程は以下のページをご参照ください。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)