7月11日(月)の6校時から放課後にかけて、中学校女子部1年では、音楽座ミュージカルからのプロの方々に指導していただく「シアターラーニングプログラム」を実施しました。テーマは「聞く力」「チームビルディング」「創造力・表現力」です。
日頃世界の名演を鑑賞している観客席ではなく、ステージ中央に設えられた舞台上でパントマイムが行われる中へ生徒たちは入場してきました。客席側には、保護者の皆さんもいらっしゃいます。
イントロダクションとしてのペアワーク「いいね!」で徐々に巻き込まれていき、シーン体感①へ。「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」より「守ってブレンド」で突然指名され舞台にのせられた生徒がなかなかの好演ぶりです。
シーン体感②。「リトルプリンス」のキツネと王子のシーンより。シンフォニーホールの素晴らしい音響効果もあって、感動の輪が拡がっていきました・・・。ステージ上は円形劇場と化し、まるで異空間に吸い込まれたようでした。
そして、班(4グループをさらに6名ずつの班に分けました)ごとにシーン創作へ。「出会い」をテーマとしたオリジナルのシーンを創作するという、未体験の課題にチャレンジしました。生徒たちにはさらに良いものにしようとする姿勢が強く感じられ、プロのトレーナーの方々によるクオリティチェックを受けてさらに仕上がっていきます。
発表会に先立ち、上手くいっても失敗しても最後までやり遂げることの大切さを指導して頂きました。まさに「SHOW MUST GO ON(開いた幕は降ろさない)」の精神ですね。4グループ別に1班3分ずつ程度の発表では、親御さんたちもすぐ近くで観ている中、恥ずかしがってしまう生徒もいないことはありませんが、ほとんどの生徒たちは思いっ切り演じようとしていました。
リフレクション(ワークショップの振り返り)では、恥ずかしがってしまった生徒は反省しきり。もっとできたはずとの感想も多数と、極めて前向きでした。
最後は全体でシーン創作(「リトルプリンス」より「アストラル・ジャーニー」)です。歌唱指導などの後、保護者の皆さんも楽しく加わってのシーン実演によるエンディングへ・・・!
音楽座ミュージカルの方々のさまざまな工夫もあって、心から楽しみ、見事に成長した姿を見せてくれた1日でした。
他部署で行なわれたシアターラーニングの記事も以下から読めます。
###Posted at 2016-07-13 17:01:10. Edited at 2016-07-14 08:45:48.###
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