6月9日(金)快晴の夏空のもと、中学校男子部で運動会が行われました。昨年から生徒たちが実行委員会を組織し、会議を重ねて種目の選定からルール作りまで精力的に準備を進めてきました。
生徒が種目の立案や当日の運営に関わる行事として一昨年復活し、今年で第3回を迎えました。「生徒の手による」「生徒のための運動会」は過去の経験を大いに活かし、伝統のひとつの形になりつつあります。
応援席の後ろには、各クラス丹精込めて作った応援旗が掲げられています。生徒たちの士気も自然と高まります。
当日は、3学年合同クラス対抗で ①縦割り競技 ②学年競技 ③全体競技の3種類で優勝を競いました。
応援の際には3年生が下級生をリードして一緒に声を出すなど、上級生と下級生のつながりも随所に見られました。
開会式の後、午前中には障害物リレーや大縄跳びが行われました。また、クラブ対抗リレーでは、運動部・文化部を問わず、各クラブの特色を出したバトンやユニフォームでリレーを行いました。クラブの威信をかけて必死に走る姿が大きな喚声を集めていました。
午後は全員参加の○×クイズ、大玉運び、棒リレーなどが行われ、競技のトリを飾るのは運動会の花形ともいえる騎馬戦です。最後の運動会となる3年生は入学時より諸先輩方の騎馬戦を見てきた学年です。3年間の集大成ともいえる戦いは手に汗握るものがありました。白熱した展開に、生徒たちは盛んに声援を送っていました。
優勝チームの代表者には、実行委員長から優勝トロフィーが手渡されました。総合優勝は6組が獲得しましたが、今回は下級生が上級生の応援をしたり、上級生が下級生のフォローをしたりするなど、学年の垣根を越えた協力姿勢が印象的でした。
このような行事で生徒はたくましく成長していくものだと感じた1日でした。
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