6年生のみなさん、日々の勉強頑張っていますか。ようやく朝晩に涼しさを感じる日が増えてきましたね。
8月は「実力が発揮されるのは10月以降、だからあせらない」という話をしました。
9月以降も継続した学習は当然必要ですし、特に「基本・標準の問題」をコツコツ解くことはとても重要なのです。
では、なぜ「基本・標準の問題」が大切なのか?今日はその話をしたいと思います。
みなさんは、入試で合格するのは「難しい応用問題を解ける人」と考えていませんか?
合格するのは「難しい問題で他の人と差をつけることができる人」と思っていませんか?
それは、ちがいます。
実際に合格しているのは「難問を解くことができる人」ではなく、「基本・標準問題で確実に点数を取った人」です。
なぜなら、入試問題の70%~80%は基本・標準問題で構成されているからです。←ココ大事です!
たとえ全体の20%~30%を占める応用問題を解くことができたとしても、基本・標準問題で得点できなければどうなるでしょう?
どの学校の入試結果を見ても、合格のボーダーライン付近に最も受験生が集中します。
わずかな得点の差で合否が決まることも珍しくありません。
その時に勝利をつかむのは「基本・標準問題を確実に取れる人」です。地道に積み重ねてきた基礎力を、存分に発揮した人が合格を勝ち取っているのです。
特に、桐蔭学園中等教育学校の入試は基本・標準問題を中心に作られていますので、どの問題も確実に点数を取っていくことを重視してください!←ココも大事です!
塾のテキストでも「基本・標準・応用」あるいは「A問題・B問題・C問題」というように、問題の難易度が3段階に分かれているものが多いですよね。
その場合も「基本・標準」「A問題・B問題」で確実に(できれば90%以上!)得点できるように学習を重ねてください。
また、みなさんは秋から冬にかけて過去の入試問題を解きますが、答え合わせをした後、力を注いで復習すべきはやはり基本・標準問題です。
まずはその部分を完璧にすることから始めて、徐々に応用問題の復習にとりかかりましょう。
桐蔭学園は受験生のみなさんを心から応援しています。
がんばれ!未来の桐蔭生たち!
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