8月25日(土)に、中学校男子部・女子部および中等教育学校の2・3年生を対象に「フロンティアセミナーfor juniors」が行われました。
この企画は、現在社会人としてさまざまな分野で活躍する本校の卒業生の方々が、中学校2・3年相当の後輩たちに、ご自身の経験に基づいたレクチャーをしてくださるというものです。
高校3年・中等6年を対象に行われてきた「フロンティアセミナー」の中学向け版として、ここ数年行われている企画です。
生徒たちは、用意された講座(男子向け:24講座、女子向け7講座)から最も関心のあるテーマを1つ選択し、各教室でレクチャーを受けます。
テーマの一部を紹介します。
「新幹線を修理する!~社会に役立つ仕事のかたち~」
「ニュースの現場~記者の仕事と桐蔭生活で学んだこと~」
「夢を形にする未来創造の仕事~デザイナー・・・藝術大学へGO!!~」
「旅を『創る』仕事とは~100円のコーラを1000円で売る方法から学ぶ価値創り~」
「理系研究者の発想で世の中にないものを創り出す」
「鉄道会社の開発業務について~駅ビルはどのように作られているのか~」
「将来の夢がなくても面白い未来はやってくる━細胞と遺伝子を扱う研究者から人をまるごと診るカイロプラクティックドクターへの転身━」
「発信・発言、そして行動せよ!!~受け身になるな!~」
桐蔭ではキャリア教育を学びの三本柱の一つと位置づけており、日常のさまざまな取り組みとあわせて、多彩なイベントを行っています。
中学校2・3年の時期は、特に「社会に目を開く」ことをテーマとして展開しており、その中心的なイベントとなるのがこの企画です。
講師の皆さんは、ご自身のお仕事の内容はもちろんですが、それ以上に社会人として生きていくために必要な「志」について、とりわけ熱く語ってくださいました。
勉強やクラブ活動、友人関係など、かつての中学校生活と「現在」とがどうつながっているのかといったお話は、きっと生徒たちの心に残ったことでしょう。
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