― 桐蔭学園での6年間で得たものは
まずは先生方との出会いが僕にとっては大きいものがありました。勉強の習慣をつけることができたのはもちろん、自分のスタイルを貫いて勉強することの大切さを学んだ気がします。
― 学校生活で印象に残るものは
やはり模擬国連部の活動と、顧問の橋本先生との出会いです。いろいろなことを教えてもらいましたし、卒業後も模擬国連部に遊びに行きたいと思っています。
― 学校行事に目を移すと
僕はウインターキャンプ(スキー講習中心の宿泊行事)にはこだわりを持っていて、1年生からの5回すべてでリーダー、チーフ(生徒の運営組織の中心メンバー)をやってきました。自分が計画、プロデュースをして、みんなに楽しい時間を提供できるように運営したことには大きな満足感を持っています。
― この6年間で自分の成長したところは
メンタル面ですね。実は僕は中等4年くらいまでは、すごく短気だったんです。橋本先生にはよく注意されていました(笑)学校の仲間と将来について語り合ったりする中で、徐々に精神的にも成長できたのかな、と思います。
― 大学進学後の自分を想像すると
東大に推薦入試で入学したことは、今後自分について回ることなので、その名に恥じないようにしっかり勉強していきたいですね。もうひとつは、高校生の模擬国連は、実は大学生が運営している組織によって成り立っているんです。ですから、僕もお世話になったその運営組織に積極的に協力していきたいと思っています。中等の卒業生で、その組織で活躍されている先輩もいるので。
― そして社会へ
模擬国連に関わったことで、国際問題、特に「国」に対する意識がとても強くなりました。「日本という国」のために自分ができることは何があるか、ということを考えています。外交や農業に興味を持っているので、日本をより良い国にしていくための仕事に携われたらいいな、と思います。
― 後輩へメッセージを
「学校生活を充実させよう」という気持ちを持ってもらいたいですね。勉強ももちろん大切だけど、自分の好きなことに打ち込んで、両立目指して頑張ってほしいと思いますし、桐蔭はそれができる学校だと思います。
桐蔭タイムラインのインタビュー記事「フロントランナー」、いかがでしたでしょうか。第1回は中等教育学校の岡野源くんを迎え、東大の推薦入試、模擬国連部での活動、そして6年間の桐蔭学園での生活を3回のインタビューでお届けしました。
桐蔭タイムラインでは、生徒たちや教職員のインタビュー記事をアップしていく予定です。記事の感想などがありましたら、どうぞ入試広報部へお寄せください。
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