1月23日(金)、中等教育学校と中学校は中国からのお客様をお迎えしました。千葉県日中友好協会のご協力により、四川省の成都第七中学の生徒と先生の一行が来校されました。
成都第七中学は中国の四川省にある学校で、今回の修学旅行では中学校1年生と2年生の生徒男子10名と女子16名が来校しました。
修学旅行は7日間の旅程で、すでにお台場や東京を訪れ、翌日以降は京都の清水寺や東京ディズニーランドなどに行く予定とのことです。
桐蔭学園での授業の印象について生徒が英語で尋ねたところによると、「授業は楽しく、中国について英語で述べる時間もあって発表をすることができた」とのことです。
桐蔭学園での交流は、中等教育学校・中学校男子部と中学校女子部の英語授業へ参加しました。5時間目、6時間目に本校の英語授業に参加した後、放課後はF棟のグローバルラウンジへ移動して、中学校女子部の生徒たちとの交流会に参加しました。
交流会の最初の挨拶では、「Hello!こんにちは! 你好(ニーハオ)!」と、色々な言葉が飛び交っていとてもフレンドリーな雰囲気でした。
日本と中国、お互いに英語を母国語としない生徒同士のコミュニケーションツールは・・・もちろん、「世界の共通語としての英語」です。
普段生徒たちはネイティブ教師と英語で会話する機会はありますが、英語を母国語としない人と英語を使って会話する機会はあまりありません。
しかし、英語を母語とする人(いわゆるネイティブ・スピーカー)は世界で約4億人、全世界の人口のわずか約6%にすぎません。いわゆる「英語人口」は約20億人と言われており、英語を話す大多数の人は「英語が母語ではないが英語を話せる人」となります。
もちろん、日本人の英語学習者たちもこの「英語人口」に入れるように、国を挙げての英語教育に力を入れているわけです。
よって、生徒たちにとっては「英語を母語としていない者同士が英語でコミュニケーションをとる」ということが、いかに重要であるかを知る大変いい機会になりました。
桐蔭生も、中国からの修学旅行生も、自分たちが知っている限りの単語を駆使して一生懸命コミュニケーションをとろうとしていました。これこそまさに「国際交流」です!
交流会では日本で馴染み深い「黒ひげ危機一発」や「ジェンガ」(ブロック崩し+英語のゲーム)などのゲームを通じてお互いの交流を深めました。
最後に成都第七中学の代表生徒が英語で「今日は皆さんにお会いできてとても楽しかったです。桐蔭学園で楽しい時間を過ごすことができました。どうもありがとうございました」とスピーチを行い、交流会はお開きとなりました。
一行は夕方に桐蔭学園を出発し、一路山梨県のホテルへとバスで向かって行きました。明日は富士山の観光をするとのこと。ぜひ日本で楽しい時間を過ごしてくださいね!
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