高校男女1年・中等教育学校4年では、「主権者教育」の一環として、今度の日曜日に実施される参議院議員選挙に合わせて、7月7日から9日にかけて校内で模擬選挙を実施しました。
公民科の教員が中心となり、神奈川新聞の協力を得て、各ホームルーム教室やマルチパーパスなどに選挙区の候補者概要、比例代表の候補者概要などが掲示されました。
現代社会の授業で選挙制度に関する講義を行い、生徒たちに投票を呼びかけました。10日の参院選後に開票作業を行い、実際の投票率・投票結果までを学内で公表する予定です。
横浜市青葉区の選挙管理委員会の協力を得て実際の投票箱・実際の記載台を借りることができたため、投票所は本物の雰囲気そのもの。投票所の運営は生徒会・選挙管理委員会や有志の生徒が中心となって行い、選挙を運営する側の立場についても学ぶことができました。
放課後に生徒たちが投票所を訪れ、投票用紙に候補者の名前を記入して投票しました。参加した生徒は、投票後に「18歳になる前に模擬選挙で投票をしていい経験になりました。本物の投票箱などがあって、緊張感があってよかったです。」と話していました。
また、何を基準に投票する候補者を選ぶか、という質問に対しては「税金の使い道や憲法改正についての考え方など、政治家個人の政策をよく見て選びたい」と答えていました。
今回の参院選は選挙権が18歳に引き下げられて初めての国政選挙です。近い将来に有権者となる高校男女1年・中等教育学校4年にとっては、選挙をより身近に感じる機会となったようです。
投票日前日の神奈川新聞でも、ご紹介いただきました。
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