本校中学校・中等教育学校では、毎年この時期にOB・OG等を招いた講演会を開催しています。今年も8月27日(土)、フロンティアセミナー for juniorsが行なわれました。
中学校女子部では、放送・医療・起業家・介護など各分野で活躍されている8名のOG・OBを招き、2・3年生たちが約90分間(質疑応答を含む)の講演を聴講しました。各職業についての具体的な説明やその職業に就くためのプロセス、また、人生の先輩としてのアドバイスなどを聞くことができました。グループワークが課されたり、あるいは車椅子やベッドを使って体験したりといった講座もありました。
講演会後の感想には、
「女性としての生き方について、現実味のあるお話をしてくださり、我に返りました」
「このセミナーで学べたことは、全ての出発点は『今』ということです」
「将来のためにもっと勉強しようという意欲がわいてきました」
「言われた通りに行動するだけではなく、自分からたくさんのものをつかみに行かなければいけないんだと考えました」
「私たちが生きていくために必要なことや必要なものの周りには、沢山の企業や人が関わっているんだと知ることができました」
「このセミナーでわかったことの一つは、問題や課題を見つけて整理し、解決するという能力が必要になるということです。これは、私が職業インタビューで言われたことなのですが、『私たちが大事にしているのは“問題を解く”より“問題を作る”ことだ』ということを思い出し、全く同じことを言っていると感じました。違う職業でも通じるところは同じなのだとわかりました」
などとありました。
社会人の考え方・物の見方から学ぶ、今そしてこれからの日本や世界で求められることを知るということから、自分の将来の目標を考えたり今の学校生活を改めて見直したりするきっかけが得られたようです。
言葉は「贈り物」
現代医療の基盤としての画像診断
思ってもみなかった「起業家」というお仕事
テーマに生きる、製品・サービスを支えるいろんな職業
また、中学校男子部と中等教育学校でも、各界の最前線で活躍されているOBを24名お招きし、女子と同じく90分にわたる講座が開かれました。講師の問いかけに対して、様々な意見を述べたり、積極的に質問したりする姿勢が印象的でした。特に、OBの方々が中学生だった頃の話は、現在の自分を重ね合わせて真剣に聴いていました。
世界中の面白いものを探しに行こう!
グローバル化社会と日本の弁護士
薬学部で学ぶことと薬剤師の仕事、大学教員の仕事
アミノ酸ってすごい!
政治家という仕事について
講師の話の中にはちょっと難しめの話題もありますが、背伸びをして聴こうとする機会を用意することは、重要なキャリア教育の一つだと私たちは考えています。
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