11月15日(火)に、毎年恒例の桐蔭学園「落語の会」が行われました。シンフォニーホールでは、年間を通じて様々な公演が行われていますが、この落語の会は近隣住民の方や老人ホーム施設にいらっしゃるお年寄りの方などをご招待しています。
今年も老人ホーム施設からお年寄りの方々をご招待しました。車椅子で生活されている方も多く、介助が必要な方もいらっしゃいます。
本校では生徒ボランティアを募り、事前に介助講習会を開きました。施設で働いている方をお招きし、車椅子の扱い方などについて講習を受けました。
当日はお年寄りの介助をしながら落語の会を一緒に楽しみました。お年寄りの方には落語の会だけでなく、生徒との会話も楽しんでいただけたのではないかと思います。
ボランティアに参加した生徒の1人は、「1週間前に介助講習会があり、先生や友だちを相手に練習したのですが、本番ではやはり勝手が違いました。実際にやってみると大きな責任感を感じて、緊張感がありました。お年寄りの方と楽しい時間を共有できたことは、日常生活にはない新鮮な感じがしました」と話してくれました。
生徒にとってはボランティア活動を通して地域の方々やお年寄りと話をし、社会とのつながりを感じることができる貴重な機会となりました。
落語の会には江戸曲独楽の三増れ紋さん、落語家の柳家喬太郎さん、替歌ショーの芋洗坂係長さん、漫才コンビのナイツさん、そして俳優の風間杜夫さんが登場し、会場は大きな笑いに包まれました。
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