5月13日(土)「オープンスクール2017」が行われ、多くの方がご来場くださいました。この場を借りて参加者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。当日の様子を参加者の感想と合わせてレポートします。
オープンスクールのテーマは「桐蔭をリアル体験」。授業スタイルの講座からクラブ活動体験まで、様々なプログラムが体験できるオープンスクール。一番のポイントは参加者の小学生と、在校生である中学生が楽しい時間を共有できることです。
シンフォニーホールで行われたオープニングセレモニーでは、吹奏楽部による演奏、中学校男子部生徒会長による挨拶、グリークラブによる校歌歌唱がありました。
諸注意の後、各講座を担当する先生と生徒が、講座名が書いてあるプラカードを持って参加者を迎えに来ます。参加者みんなで揃って会場の中学校男子部校舎へ。いよいよオープンスクールの始まりです。
今年のオープンスクールの特徴は「理科の講座が充実していること」でした。
生物 ボトルアクアリウムを作ろう
生物 顕微鏡を作ってヘンな生き物を見てみよう
生物 ブタの肺をふくらませてみよう
化学 青い水・臭い水
理科 紙飛行機を飛ばそう
理科 ドライアイスの煙の正体を突き止めろ!
物理 人の体に電気を通してLEDを光らせよう!
化学部 Let’s Science!
上記の講座はどれも多くの参加者でにぎわっていました。
毎年人気の講座は「ボトルアクアリウムを作ろう」。これは、大きめののボトルの中に「小さな水族館」を作るという生物科の講座です。生物部の先輩たちと一緒に、水の中の世界を作り上げていきました。参加者たちは出来上がったボトルを大切に抱えて持ち帰っていました。
「家でもっとたくさんの生物を入れてみようと思います」という参加者アンケートがありました。さらに素敵な水族館を作ってくださいね。
また、「ドライアイスの煙の正体を突き止めろ!」にもたくさんの小学生が参加しました。これは、ドライアイスに油や炭酸ジュースなどを入れるとどのような反応が起こるのかをクイズ形式で学ぶ講座です。司会の生徒たちが、まるでテレビ番組を作るかのように参加者と一緒に楽しんでいました。
今年は新たな講座「在校生と一緒に歩く!校内ガイドツアー!」が行われました。これは、在校生と参加者家族が校舎内外の教室や施設を一緒に歩き回るという講座です。食堂や図書室などでは、立ち止まって詳しく説明しているシーンが印象的でした。
参加者アンケートには、「中学生のお兄さんが桐蔭がどういうところかを教えてくれたのでとても助かりました。ぼくもお兄さんを見習って桐蔭に入ったら優しく教えてあげたいと思いました」というものがあり、担当した生徒はとても嬉しそうでした。
どの講座でも、小学生と在校生が楽しそうに話をしていたり、小学生が在校生の話に一生懸命耳を傾けていたりするシーンがとても印象的でした。参加した皆様には、この1日の思い出をぜひ大切にしてほしいと思っています。
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