6月28日(水)中学生・高校生(中等生を含む)を対象に、グローバル教育センター主催の卒業生講演会が行われました。
講演者は現在メルボルン大学傘下のトリニティカレッジで学んでいる宮沢さんです。彼女は本校卒業後、自身の英語力を強化するために、あえて日本人留学生が少ないアイルランドで英語を勉強し、その後希望するオーストラリアへの大学への進学を勝ち取りました。
今回の講演では、「桐蔭から海外大学へ」というテーマで、中高6年間の学校での学びの大切さや、海外で学ぶことのメリットや大変さなどについて生徒たちに熱く語りかけてくださいました。
質疑応答の際、「桐蔭で過ごしていた頃は、学校の成績はどうでしたか?」という質問には、自身の中高時代を振り返り、「中高の6年間は自分の成長にとって大切な時期です。学校の生活を大切にして、1日1日を過ごしてもらいたいです」と話してくださいました。
また、「海外の大学で学ぶ上での苦労や楽しいことは?」という質問には、「自分の意見をはっきり言わないと相手にしてもらえません。そのことで苦労したこともありますし、大変だと思ったこともありますが、同時にやりがいがあるとも感じています」と、自身の体験を交えて丁寧に答えてくださいました。
終演後、生徒たちは「宮沢さんの話を聞いて、ますます海外に進学してみたくなった」「高校生活をもっと大切にしないと」という感想を述べていました。
また、宮沢さんも「卒業生に自分の経験を還元することができてうれしく思います。このような機会があればまた生徒たちと色々と語り合いたいです」と、生徒たちの熱心な姿勢に感心しながら講演を振り返ってくださいました。
グローバルな世界で活躍する卒業生の姿を見て、生徒たちが将来について考える一つの契機となればとこのような場を設定しました。今後もこのような機会を設けていきたいと考えています。
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