7月1日(土)に、中等教育学校後期課程の「大学訪問」が行われました。
今年の訪問先は東京大学、一橋大学、東京工業大学、横浜国立大学、横浜市立大学医学部の5つ。中等5年生は各自の希望する大学へと先輩たちを訪ねて行きました。
一方、自分の大学を案内してくれるのは本校を卒業して各大学へ進学した先輩たち。大学1年生から大学院生まで、幅広い学年の先輩たちが後輩たちを迎え入れてくれました。
キャンパス内では、各大学の象徴的なスポットや、当日案内してくれた先輩たちが実際に勉強している教室や研究室などを案内してくれました。
また、案内の最後には教室や学生ラウンジを使ってグループに分かれての質問・懇談会を行いました。
生徒たちからは中学生・高校生の時にどのような生活をしていたか、苦労したことはどんなことかといった質問が積極的にされていました。先輩たちも中学高校時代を振り返りながら自身の経験談を生徒たちに親身に伝えてくれていました。
訪問後の生徒たちの感想を紹介します。
「大学に行ったのは初めてだったので、とても刺激になりました。明確な目標のイメージがはっきりしてきたら、もっと頑張れると思いました」
「横浜国立大学に行きました。見学したら『何かものを作りたいな』と思いました。」
「実際に医学部の校舎を訪れて、医学生の先輩の話を聞いてモチベーションがすごく上がりました」
「ガチで医学部目指すなら今からやらないと!」
このような行事を通して、在校生と卒業生が関わりを持ち、「同じ大学」「同じ会社」「同じ業種」といったつながりで、卒業後もその絆を深めていってほしいと感じます。
引率した先生たちも口々に「卒業生たちはみな在校生たちに会えて嬉しそうだった。『高校生の時にはこういうことをしておくといいよ』という話には相当実感がこもっていて、隣で聴いていて微笑ましかった」と話しています。
今後も桐蔭学園では卒業生とのつながりを強化して、在校生の将来設計の手助けとなるようさまざまな企画を行う予定です。
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