鉄道研究部(男子中高)は、横浜市西区の原鉄道模型博物館で行われている「第二回かながわ青少年鉄道ジオラマサミット」に参加しています。期間は10月1日(日)~29日(日)です。
また、同博物館で主に週末に開催されている鉄道ジオラマづくりの体験ワークショップにも参加しています。今日は9日(月・祝)に行われたワークショップの様子をリポートします。
このワークショップは、小学生を対象に鉄道ジオラマを製作する約1時間の体験プログラムです。今回製作するジオラマは、Nゲージ(レール間隔9mmの鉄道模型)を使う約15cm四方のレイアウトです。
まず、レイアウトの土台にレールを固定します(この作業は事前に鉄道研究部員が行います)。ボンド水(ボンドを水で溶かしたもの)を線路脇につけて、バラストと呼ばれる線路に敷く砂利を撒きます。さっそく実際の線路の雰囲気が出てきます。
レイアウトの中には、道路を貼ったり、ターフと呼ばれる緑色や茶色の粉で原っぱや畑などの部分を作っていきます。緑色や茶色を混ぜることで、様々な季節感を創出することが可能です。
また、樹木は土台となる幹の部分は既製品を使用しますが、葉っぱの部分はフォーリッジと呼ばれる緑色のスポンジ状のパーツを使用します。ボンドとフォーリッジを使って立体感のある樹木を作ることがポイントになります。
この作業はなかなか難しく、苦労している小学生も多いようでした。作り方のコツを中学生が教えている姿が見られました。
最後に、完成した全員のレイアウトをつなげて、Nゲージの鉄道を走らせます。走っている電車は部員お気に入りの列車です(部員それぞれに思い入れのある列車があるのです)。無事に走り始めると小学生たちの歓声が上がります。
無事に1周すると、全員で拍手をしてワークショップは終了となります。部員は「完成したレイアウトは自宅で飾ってください」と話していました。
今回は鉄道研究部の活動を紹介しましたが、地域の方々と触れ合う活動を行っているクラブはたくさんあります。桐蔭学園の魅力が様々な形で広がっていくのはとても嬉しいことですね。
※桐蔭学園の鉄道ジオラマづくりの体験ワークショップは、残り期間中の15日(日)と28日(土)に開催される予定です。詳しくは下記の原鉄道模型博物館のウェブサイトをご覧ください。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)