先日朝日新聞から出版された「国公立大学 by AERA 2018」に、横浜市立大学データサイエンス学部の出張授業の様子が掲載されました。
2018年に新設される同学部は、高校生を対象とした出張授業を行っています。
先日、地元横浜にある桐蔭学園が、横浜市立大学データサイエンス学部の出張授業の舞台となりました。
データサイエンス推進センターの田栗正隆准教授によって行われた授業の一部始終が、AERAムック「国公立大学 by AERA 2018」で紹介されました。
同学部は、データサイエンティストの養成のため、東日本の拠点として2018年4月に横浜市立大学に新設されます。同誌によると、ICTの発達によって現代社会には膨大なデータが日々生まれていて、それらを整理・分析し、新しい価値を見出そうとするのがデータサイエンスという学問。
今回の出張授業は、「データサイエンスって何だろう?-データサイエンスの未来とその可能性―」と題して行われ、高校男女、中等後期課程のの生徒50名が聴講しました。
田栗先生は、データサイエンスとはどのような学問であるかということについて具体例を挙げながらわかりやすく説明してくださいました。また、未来の社会におけるデータサイエンス分野の重要性についても熱く語ってくださいました。
参加した生徒たちはみな真剣な表情で田栗先生の講義に聞き入っていました。授業後のアンケート調査を見ると、それまで知らなかったデータサイエンスという学問に興味を感じた生徒が多かったようです。
講義後の質疑応答でも、積極的に質問をする生徒も多く、新たに興味を喚起された生徒が多かった様子がうかがえます。
アンケートの自由記述欄の生徒感想を紹介します。
・統計学というものに対する漠然とした抵抗感がなくなった
・文系の自分にも取り組めそうな感じがした
変わりゆく時代を生きる現代の高校生たち。新たな学問に触れることで大きな刺激を受けたようでした。
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