【連載・まなびの窓】
2021.07.07 (水)

中等1・2年合同企画「メンターを見つけよう・メンターになろう」を行いました

中等1年・2年の合同企画「メンターになろう/メンターを見つけよう」を行いました。
メンター女子20210605①

1年生にやさしく語り掛ける2年生

6月5日(土)に、中等1年・2年の合同企画として「メンターになろう/メンターを見つけよう」を行いました。

この企画において「メンター」という言葉は「安心していろいろな相談ができる頼りになる人」という意味で捉えています。相談する側の人は「メンティー」。この企画では2年生が「メンター」、1年生が「メンティー」にあたります。

この企画は昨年度から始まりました。今年度の初回となるこの日の2年生の目標は「後輩と時間いっぱいコミュニケーションをとる」こと。1年前とは逆の立場になって、1年生から質問を受けて自分の経験や考えを話していきました。

ファシリテーターとして教室に控えていた教員いわく、「特に2年生男子たちの表情がみるみる柔らくなっていくのが見て取れました」。

反抗期を迎えていろいろと難しい時期ですが、「1年生の目を見てしっかりと語り、また話を受け止めていました」とのことです。1年生が「前のめり」になるくらい熱心に話を聞いてくれたのが、2年生にとって嬉しかったようです。

メンター男子20210605①

「自分の経験を自分の言葉で伝える」ことが大切

「テストの心構えは?」(1年)

「毎日の見直しが大切」「2週間よりちょっと前から始めるのがコツ」(2年)

「単元テスト対策は?」(1年)

「単元テストは範囲も狭く、安心して受けられるテストだ。大丈夫」(2年)

──こんなやりとりもなされていました。2年生の成長を感じる瞬間です。

メンター女子20210605②

1年生の質問に耳を傾ける2年生 柔らかい表情が印象的です

桐蔭学園で大切にしていること──それは「傾聴と承認」です。今回、1年生・2年生とも「傾聴」の姿勢が素晴らしかったです。これは桐蔭学園の文化と言えるものです。

生徒のふり返りを紹介します。

「勉強の仕方などで、はっきり答えられなかったものがあったので、改めて自分の勉強法を見直してみようと思った」(2年女子)

「自分が1年生の時に先輩にしてもらったことを今してみると、後輩を盛り上げながら質問に答えていくことが大切だと思います。明るく声をかけていきました。質問に答えることは案外難しいことだと思いました」(2年男子)

「勉強方法について詳しく教えてくれた。質問がなくなってシーンとなってしまった時があったけれど、先輩たちが話をひろげてくれて、話が盛り上がった」(1年女子)

「質問が終わっても、先輩が話しかけてくれてすごく楽しかった。先輩になったとき、今の先輩のように頼りになることを言いたい」(1年男子)

──1年生・2年生双方にとって、成長の機会になったようです。今後も折に触れてこの企画を行い、生徒が「自分の成長を実感できる場」にしたいと思います。

メンター男子20210605②

「傾聴と承認」は桐蔭学園の文化です

###Posted at 2021-07-07 21:00:25. Edited at 2021-07-08 11:28:51.###

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