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校長インタビュー
2018.02.28 (水)

2018年2月 岡田直哉校長ロングインタビュー ―新しい中等教育学校を語るvol.3

2019年4月に男女共学化する中等教育学校。岡田直哉校長がその背景をじっくりと語ります。岡田校長のロングインタビュー、4回連続掲載の第3回目です。

2014年に創立50周年を迎えた桐蔭学園、今まさに教育改革の真っ只中です。2018年4月に高等学校が男女共学となり、2019年4月には中学校と中等教育学校が中等教育学校に一本化され、男女共学となります。

今回はその背景と展望を岡田直哉校長がじっくりと語ります。6000字超のロングインタビュー、4回連続掲載の第3回目です。


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どれだけ主体的に学べるか、どれだけ能動的に学べるか

 

―保護者に対して直接伝えたいメッセージは

保護者の方々もよくご存知ですが、2020年度から大学入試は大きく変わっていきます。大学入学共通テストの導入から始まって、大学ごとの個別試験においても、いわゆる思考力・判断力・表現力を試す形に入試が変わります。

大学入試改革に対する桐蔭学園の取り組みについて、保護者の方々から非常に多くの質問が寄せられます。

本校がアクティブラーニング型授業を導入しているのは、ひとつには大学入試改革を視野に入れているためでもあります。

大学入試に対してどのような子が一番強いか。そう考えた時、どれだけ主体的に学べるか、どれだけ能動的に学べるか、という点が最も重要です。

 

―大学入試のためだけに勉強するのではないということですか

大学入試があるから勉強しよう、という考え方は、一定の効力はありますが、それ以上の強さはありません。

自分はこう生きたい、こういう人間になりたい、この大学に行ってこの研究がしたい、という明確なビジョンを持っている子のほうが、やはり主体的に学ぶ力が強い。そのような生徒が日常の勉強でも好成績を残しているのが現状です。

ですから、「アクティブラーニング型授業」「探究(未来への扉)」「キャリア教育」の3本柱を通じて、大学入試を突破する力というよりは、より深く、より先の主体性・能動性・協働性を身につけた子を育てていきたいと思います。

そのような子であれば、大学入試を乗り越えることはさほど難しくありませんから。

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「これ面白い!」「なんでだろう?」そう感じることが学びの原点

 

―受験生に対して直接伝えたいメッセージは

小学生のみなさんには、学ぶことを楽しんでほしいと思います。新しい中等教育学校では楽しい学びを展開していきたいと思います。

学びの本質はガリガリ机に向かう苦行などではなく、「好奇心」です。あることに関心を持って、「これ面白い!」「なんでだろう?」そう感じることが学びの原点だと思います。

好奇心を持つ子は、桐蔭の教育を通じて伸びていきます。好奇心のある小学生たちには、桐蔭にぜひ来てほしい。

 

―「好奇心」のある子たちの成長ぶりは

すでに始まっている探究の授業発表会を見ていると、「自分で選んだこのテーマが大好きなんです。だからこんな風に調べてこんなことが分かりました」と、本当に楽しそうに発表をしています。

彼らははじめから発表が上手だったわけではありません。どちらかというと入学当初は、自分がアクティブラーニング型授業で発表できるのかな、と不安を持っているような子でした。

しかし授業を通じて、人前で発表することが自然にできるようになりました。その成長ぶりには、生徒自身はもとより、先生たちも驚いているぐらいです。

子どもたちは日々成長していきます。保護者の方々も安心してその成長を見守っていただけたらと思います。

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保護者の方々は安心して子どもの成長を見守っていただけたら

 

―まだ「学校選び」を始めたばかりの受験生も多くいます

4年生、5年生の時には色々な学校を見学に行かれると思いますが、とにかく自分に合った学校を探す、ということを心がけてほしいと思います。

中高一貫の学校は、みなさん自身の大切な6年間を過ごす場です。6年間の自分の成長のイメージを持ち、そのイメージとしっかり合致する学校を選んでほしいと思います。

それは、「自分はこの学校で夢を実現できるだろうか」と考える、という言い方もできます。

小学生のみなさんには、大きな夢を持ってほしい、そしてその夢を語れる情熱を持ってほしい、と心から願っています。

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「夢を語れる情熱」を持ってほしいと願っています

(vol.4へと続きます)

岡田校長のインタビュー記事の特集ページはこちら

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###Posted at 2018-02-28 12:01:38. Original.No Edited.###


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