【幼稚部】スペシャルプログラム『SDGsで世界を変えよう! ~リサイクルを学ぼう!~』

「捨てるという概念を捨てよう」をコンセプトに掲げて活動されるグローバル企業 テラサイクルより、照屋 枝里子先生をお迎えして、『SDGsで世界を変えよう! ~リサイクルを学ぼう!~』を行いました。

SDGs(Sustainable Development Goals)とは国連が提唱した、世界が持続的に発展していくための17個の国際目標の総称です。
定められた目標は「貧困をなくそう」や「質の高い教育をみんなに」など、どれも大切なことばかり。
2015年に日本含む193の国連加盟国によって採択をされ、2030年までの目標達成を目指して世界規模の行動が広がっています。
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今回は、子どもたちが自分事として捉えられるよう、身近な目標に着目しました。
「つくる責任、つかう責任」
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いつもと違うプログラムの雰囲気に、「何が始まるんだろう?」と子どもたちは、ちょっぴりドキドキした表情。
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スライドショーを見ながら、地球規模で起きている環境問題のお話に耳を傾けます。
海に捨てられたプラスチックが、魚やウミガメの生活環境に大きな影響を与えていることを知った子どもたち。
生き物が大好きな子どもたちにとって、心が痛む瞬間です。
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プラスチックの害を少なくするために、さまざまなリサイクル方法があります。
そのうちの一つ。
使用済みのプラスチック製品で作られたポーチを見て、「かわいい!」と驚きの瞬間。
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「これはハブラシをリサイクルして作ったものだけれど、何か分かるかな?」という先生の問いかけに、柔軟な発想が広がります。
『お皿!』
『たいこ?』

正解は…フリスビーでした。
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知りたいと感じた時の子どもたちは、大人も驚くような疑問を投げかけてきます。
『本当にハブラシでできてるの?どうやって作るの?』
本当は秘密なんだけど…と前置きをしながら、「プラスチックの赤ちゃん(プラスチックの粒)」を見せてくださいました。
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子どもたちの身近なものを通して、たくさんのことを教えてくださった照屋先生から「ハブラシリサイクル」協力の呼びかけがありました。
リサイクルに取り組むことで、自分たちに何ができるかを考えるきっかけになればと思います。
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参加してくれた子どもたちと一緒に「ハブラシ回収BOX」を作りました。
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集めたハブラシは、照屋先生へお送りして植木鉢などのリサイクル製品に生まれ変わる予定です。
■回収可能なハブラシは?
すべてのメーカーの家庭用ハブラシが対象です。

■受入れ不可能なハブラシは?
・電動ハブラシの本体・付け替えブラシ
・天然毛(豚毛、軟毛など)
・歯間ブラシ
・使い捨てハブラシ(業務用ハブラシ)

■掃除に使用した汚れたハブラシは?
軽く洗ってください。掃除に使用されたものも回収いたします。

ご家庭で不要になったハブラシがありましたら、回収にご協力お願いいたします。