昨日に続いて、今日も小学校の先生たちが自分のお子さんに読み聞かせている本のご紹介です。さあ、どの先生のおススメか、分かりますか?
『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』
土屋 富士夫(つちや ふじお)作・絵 徳間書店
ひでくんに次々に襲い掛かるピンチ!色々な人(?)が見たことのないような個性的なトイレに誘ってくれるのですが…。ひでくんの必死な様子を応援しつつ、こんなピンチもあるかもね、と笑ってしまいます。「もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう」のリズムに乗って楽しく読み進められます。
あれ?あそこに とっても あわてている おとこのこが いるよ。もっちゃうもっちゃうもうもっちゃうって…
おしっこに いきたいの?それなら ちょうど いくところだから いっしょに いってあげよう。
え?ぼくの トイレでは できない?じゃあ しかたがないなあ…。
あのこは ぶじに トイレに いけたかな?
『おまえうまそうだな』
宮西達也(みやにしたつや)作・絵 ポプラ社
するどい目つきをした肉食恐竜ティラノサウルス。赤ちゃん恐竜を食べようと、よだれをたらしながら「お前うまそうだな」と近づきます。一方ひとりで生れてきた、小さく弱い草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃん「ウマソウ」。「ウマソウ」には純粋な心とやさしさしかありません。ティラノサウルスとウマソウの突然始まった共同生活。素敵な親心を感じられるお話です。
ぼくのなまえは、「ウマソウ」なんでしょ。ここからはじまる、ものがたり。「くさよりも、にくのほうが・・・。い、いや おとうさん おなかすいていないから、おまえ、ぜんぶたべろ。」「ぼく、おとうさんみたいになりたいんだ。おとうさんとぜったいいっしょにいる!」とつぜんおとうさんになってしまったティラノサウルスとおとうさんとしんじているウマソウ。さいごはどうなってしまうのでしょう・・・。
読み聞かせにおススメの本なので、ぜひ、おうちの人に読んでもらったり、弟や妹に読んであげてみてくださいね!