ベートーヴェン

 今日は、ある先生からの文章を載せています。音楽と本に関することを書いてくれました。さあ、だれ先生が書いた文章か、わかるかな?


 先生は、小学生の時に「ベートーヴェン」という漫画形式になっている伝記の本を読みました。読書が苦手であった先生にでも漫画になっていることでとても読みやすく楽しく読むことが出来ました。その時に一番覚えているのがベートーヴェンは耳が聴こえなくなった作曲家であったということです。音楽家にとって音が聴こえないというのは最も辛いことです。それは音楽を続けることさえ難しくなってしまう大きな問題です。しかしベートーヴェンは聴こえなくなってからも曲を書き続け、今に残る偉大な曲を残しているということを知りました。

 本当の驚きは大人になってからです!!

 桐蔭小学校では、音楽会で「よろこびのうた」を全員で歌っています。これは、ベートーヴェンの「交響曲第9番(通称だいく)」の一部を歌っています。実際の曲は、オーケストラで編成されており時間は約74分の壮大な曲です。ベートーヴェンは、その曲を全く耳が聴こえない状態で書き上げました。先生が本を読んだ頃はそこまでの大曲ということは知りませんでした。大人になって第九の全てを聴いたとき、小学生の時に知ったことと、実際の曲の結びつきは想像を超える驚きと大きな感動を感じました。
 是非、皆さんも時間がある今こそ伝記を読んでみてもいいかもしれませんね。そしてベートーヴェンの第九も是非聴いてみて下さい。

おまけ
 一説によるとCDの時間(74:42)は第九がすべて入るために決まった。とも言われています。耳が聴こえない中でそれだけの影響を与える曲を作った「ベートーヴェン」。
 すごいですねー!
 この長い曲を全部聞いてみたい人は、リンクを貼っておきます。実はこの楽団には先生の友達もいますよ。ぜひ聞いてみてくださいね。

https://www.youtube.com/watch?v=b7SrTczS3uY