先生インタビュー②

今日は先生インタビュー、第2回です。
今日は、渡部先生へのインタビューです。国語の先生で、本が大好きだそうです。どんな本が出てくるか、楽しみですね!渡部先生は高学年の国語の担当なので、高学年にお勧めの本を中心に紹介してくれます!

<先生へインタビュー!>
Q1 名前、担当教科や学年を教えてください。

渡部 彩子(わたなべ あやこ)
3年副担任
3年パソコン 5・6年国語

Q2 先生のマイブーム、趣味は何ですか?

●読書=小説と漫画が好きです。小説は、読んでいてドキドキする話、続きが気になって読むのがとまらない話が好きです。人間の深層心理がうかがえるような作品をよく読みます。小説を読んでいると、毎回自分の知らない「人間」の一面を知ることができて、とてもおもしろい!漫画は、少年漫画も少女漫画も、面白ければなんでも読みます。最近は『鬼滅の刃』と『約束のネバーランド』を読みました。
●音楽=聴くことも演奏することも好きです。特に「モーニング娘。」が好きで、よくライブにも行きます。好きすぎて話しだすと止まらなくなります。

Q3 小学生のころに読んで好きだった本は?

●青い鳥文庫の「パスワード」シリーズ(松原秀行作)と「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズ(はやみねかおる作)
特に、『いつも心に好奇心!名探偵夢水清志郎VSパソコン通信探偵団』はこの二つがコラボした作品だったので、何度も読みました!謎解きが入っている作品が、自分も登場人物になって一緒に謎解きしているような気持ちになれて、とても好きでした。
最近読んだ角川文庫の『きみが見つける物語 スクール編』という短編集にはやみねかおるさんの作品が入っていたのですが、読んでいてとてもなつかしい気持ちになりました!
(もちろん謎が盛り込まれた作品でした^^)

Q4 最近読んだ本で面白かった本は?

●『ぶたぶた日記』
ぶたのぬいぐるみが主人公の物語です。この主人公のぶたのぬいぐるみ、見た目はとってもかわいいのに、中身はおじさん!しかもそれが、とっても素敵で優しいおじさんなんです!読んだら誰もがぶたぶたのとりこになること間違いなし!読んでいて本当に癒されるし、優しい気持ちになります。31冊もシリーズがあるので、ぜひ読んでみてください!
●『嫌われる勇気』
人におすすめされて読んだ本です。自分の生き方について深く考えられる本でした。二人の登場人物が対話する形式で話が進むのですが、読んでいて心に刺さる言葉がたくさんあり、自分を見つめ直すきっかけをたくさんもらいました。読んでいる日の心理状態によっても受け取り方が変わりそうで、何度読んでもおもしろいと思います。そして、単純に登場人物のキャラクターとセリフまわしがシュールでちょっと嫌味っぽいところがおもしろくて、お気に入りのセリフをたくさんみつけました。

Q5 各テーマのおススメの本は?

 知識をたくさん得られる本
『植物図鑑』
まるで少女漫画を読んでいるかのような恋愛小説。植物がたくさん出てくるので、植物について詳しくなれます。

 友達を大事にしたくなる本
『かがみの孤城』
泣きました。途中胸が苦しくなる部分もあったけど、読み終わって一言、「よかった」。本当にこの言葉が全てを表していると思います。ハードカバーでとても分厚かったですが、一気に読みました。

『ワンピース』
これは言わずもがなですね。いろんな場面で泣きました、感動して。私もルフィと友達になりたいし、ルフィのために体を張りたい。

 おいしそうな食べ物が出てくる本
『和菓子のアン』
読み終わったら絶対に和菓子屋さんへ直行すると思います。食べ物の描写が、もう、本当においしそう。これを書いている今も、あんこがぎっしり入っているお饅頭が食べたくなってきました。

 続きが気になる本
『銃とチョコレート』
続きがある本ではないのですが、ページをめくる手が止まらないという意味で選びました。少年リンツの冒険小説。子ども向け冒険小説と侮るなかれ。大人が読んでも夢中になる展開に、あっとう言う間に読み終わること間違いなしです!

 絵や音楽に触れたくなる本
『のだめカンタービレ』
高校生の時に読んで、音楽大学への進学を一瞬考えたほど、とにかく音楽がしたくなる漫画です!好きすぎてドラマもアニメも見ました!

 ちょっと怖い本
『暗いところで待ち合わせ』
表紙がちょっぴり怖いですが、中身は心が温まる作品です。タイトルの意味は作品を読んでみたらきっとわかるはず!

文字が少ない本
『Good Luck』
あっという間に読み終わるのに、心にぐっとくる作品です。実は、特装版の赤い表紙のものを持っていて、とてもお気に入りです。

 考えさせられるテーマの本
『きよしこ』
どの年代の人が読んでも、その時々で考えさせられる作品だと思います。短編連作なところも、考えさせられる理由の一つなのかもしれません。

『こころ』
高校の授業で読んでから今まで、何度も何度も読みました。登場人物の「先生」と自分を重ねてしまって、読んでいて本当に苦しくなります。それでも、何かを得たいと読まざるをえない。この作品を読むと、自分の勝手な部分を本当に反省します。歳を重ねるほど、読んでいて苦しくなるけれど、それだけ成長もしているのかなと思えます。この作品は小学生にはまだ早いけれど、人生で一度は絶対に読んでほしい。そんな作品です。そして、これだけ経ってもそう思わせる表現ができる夏目漱石が、すごい。

Q6 みんなに向けて一言をお願いします

こんな時だからこそ、本を読もう!
なかなか難しい本も多く紹介してしまいましたが、自分で読んで本当におもしろかったものばかり紹介しました!
本は普段自分が行けない世界へ連れていってくれるステキなものです。
この機会に、いろいろな世界へ旅しよう!