梅雨入りしました!

 昨日6月11日に関東地方も梅雨入りの発表がありました。梅雨とは、5月から7月にかけて毎年めぐってくるくもりや雨の多い期間のことを言いますが、じとじとと雨が続くと気分もどんよりしてしまいがちですよね。そんな時期にも美しく、私たちの目を喜ばせてくれる花があります。そうです!紫陽花(あじさい)です。桐蔭学園の校舎周辺の紫陽花(あじさい)もとてもきれいに咲いていますよ。

   

では、そんな紫陽花の葉にのっている生き物と言えば?そう!カタツムリですよね。しかし、その姿を実際に探そうと思っても見つけることができません。なぜなら、カタツムリは紫陽花の葉に毒があるのを知っているので、紫陽花の葉に乗ることはまずないそうです。カタツムリは殻を作るため、カルシウムが必要なので、紫陽花よりもコンクリートの方が好きなようですよ。
 そんなことを考えると、じめじめした梅雨の時期もなんだか楽しめそうです。今回は、雨や曇りの日が多いこの時期も、なんだかほっこり楽しめる本を紹介します。

 低学年向け
『おつかい』作・絵:さとう わきこ 出版社:福音館書店
 雨の日に、お母さんにおつかいをたのまれた女の子。女の子は「あしがぬれちゃう」「ふくがぬれちゃう」と大さわぎ!しんぱいばかりの女の子はもしものことを考えます。そして、いよいよ「おつかい」にいざ出発!雨の中?の女の子のおつかいは果たして・・・。

 高学年向け
『雨ふる本屋』作:日向 理恵子 絵:吉田 尚令
 こちらの本は『おつかい』の帰り道のお話。雨宿りのために入った図書館で、ポケットに忍ばせていたカタツムリを落としてしまったルウ子。逃げ出したカタツムリの速いこと・・・。カタツムリを追いかけてたどり着いたのは、『雨ふる本屋』でした。そこにいたのは不思議な住人。ルウ子の体験する不思議な冒険。ルウ子と一緒に不思議な世界へいざ出発!