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「がんばれ!! 桐蔭学園!!」を開催しました

6/4(火)、「がんばれ!! 桐蔭学園!!」を開催しました。高校2年、中等5年の生徒を対象に行う卒業生によるパネルディスカッション。2012年の初回以来、桐蔭学園の錚々(そうそう)たる卒業生の方々をお招きして行ってきたこのイベントも、今年で8回目を迎えました。生徒たちが大変楽しみにしている桐蔭の「名物行事」です。ちなみに私も卒業生の一人(男子18期)。2回目からずっと司会を担当しています。

今回はシンフォニーホール楽屋での当日の様子をお伝えします。

この企画を提唱してくださった、やくみつるさん(男子11期)。初回から毎年出演してくださっています。今年も生徒たちへのメッセージ色紙を描いてくださいました。その博学さゆえ、多くのクイズ番組で活躍されているのはご存知の通りです。

日本昆虫協会の副会長でもあります。

★やくさん①

デーモン閣下と。閣下も初回からずっと出演してくださっています。TV出演やライブ活動にとどまらず、ますますマルチな才能を発揮されている閣下。「がんばれ!! 桐蔭学園!!」でもその話術と相俟って、多くの桐蔭生を魅了してきました。

魔界から遠路はるばるご苦労さまです。

★デーモン閣下さん①

こちらは楽屋が同じだった椿鬼奴さん(右 女子8期)と、ゆきりぬさん(左 女子28期)。鬼奴さんは7月に活動20周年の記念リサイタルを開催予定。ゆきりぬさんは3月にチャンネル登録者数100万人を突破。お二人ともおめでとうございます!

「ピースの角度は30度」

★鬼奴さんゆきりぬさん①

東海大学医学部准教授・内山善康さん(男子20期)です。桐蔭学園在学中は柔道部に所属し、高2・高3でインターハイ準優勝。その決勝の相手はいずれも古賀稔彦選手。卒業後、柔道の道へは進まず、一転医学の道へ。その人生は今年1月、「古賀稔彦が唯一投げることができなかった相手」として「あいつ今何してる?」(テレビ朝日)で取り上げられました。

★内山さん①

そして「トリ」は立川志らら師匠(男子26期)。桐蔭学園卒業生の中でも唯一の真打ちです。前回出演してくださった際はホール後方の扉から登場する演出。今回はディスカッションの最後のところでホール脇の扉から登場。「マトモに舞台の袖から出たことがない!」などと言いながらも楽しんでくださいました(と思います)。

今回はクイズコーナーの司会を担当。

志ららさん

生徒たちは大変盛り上がっていました。間違いなく満足していたはずです。一方、出演者の皆さんも生徒たちの反応に興奮冷めやらぬ様子でした。

「隣にいる友だちが将来の何かのきっかけになる」「独りよがりの個性ではなく、誰かに認められる個性を」「今やっていることに万が一つも無駄はない」━━今年もパネリストの皆さんから多くの金言をいただきました。

現役の桐蔭生と各界で活躍する卒業生とが世代を越えてつながるイベントとして、今後も大切にしていきます。

 

保護者会(高校共学1年)

6/1(土)、高校共学1年の保護者会が開催されました。この4月に入学してから2ヶ月が経過したところで、初めての保護者会となります。

まずはシンフォニーホールからスタート。保護者会総会の後、私(岡田)からご挨拶いたしました。

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「桐蔭学園は『新しい進学校』です。もちろん大学入試を突破することは大切です。しかし、それだけが目的ではいけません。今の高校生が生きる社会は、変化の激しい、より多様化が進んだものとなるはずです。2030年には生産年齢人口も高度成長前の水準にまで落ちてしまいます。このような社会で地に足をつけて生きていける力を育成するのが『新しい進学校』の使命なのです。」

続いて、末包学年主任より説明です。

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この2ヶ月間の学年としての取り組みや、今後の生活について詳しく説明しました。また、生徒たちに対して行ったアンケート結果についても触れました。「学校が楽しい」と感じている生徒が多いとのこと。安心しました。

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その後、各クラスごとにクラス懇談会を実施して全プログラムが終了です。

桐蔭学園は、3年間、生徒たちの成長に寄り添っていきます。今後とも学園の教育へのご理解とご協力のほどお願いいたします。

 

教育関係者対象説明会

5/31(金)、教育関係の皆さまを対象とした学校説明会を実施しました。多くの方々がご来校くださいました。

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私(岡田)から、現在桐蔭学園が実現しようとしている「新しい進学校」が何を目指し、具体的にどのような教育を展開しているのかについて説明いたしました。

「今の中高生が社会に出て数年もすると、日本の生産年齢人口は1960年の水準にまで落ち込みます。その先は右肩下がり。その頃には、AIをはじめとする科学技術も一層進歩していることでしょう。こうした私たちが経験したことのないような社会で力強く生き抜くためには、今までのような知識・スキルばかりを備えた『優秀さ』ではなく、イノベーションを起こせる力が必要になります。桐蔭学園では、そのような力を備えた人物を育成するべく、AL型授業、探究(未来への扉)、キャリア教育という3つの柱を確立し、次の50年を見据えた学びを展開しているのです。」

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その後、入試担当より今春の入試結果と2020年度の入試概要について説明し、約1時間のプログラムが終了しました。

教育関係の方々は皆さんプロフェッショナル。説明するこちらは本当に緊張するのですが、大変熱心に聴いてくださいました。

ご来校、誠にありがとうございました。

 

運動会(中学男子部)

5/30(木)、中学男子部では運動会が行われました。強い日差しのもとですが、カラッとした心地よい風が吹く中での実施です。

こちらは「3人4脚」。「2人3脚」以上に息を合わせるのが大変です。

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「大なわとび」です。写真ではスイスイ跳べているように見えますが。これ、本当に難しいんですよね…。

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午前最後の種目である「クラブ対抗リレー」。各クラブの名誉をかけての戦いです。当然力が入ります。

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午後の注目は「騎馬戦」です。各騎馬の麦わら帽子を取り合い、より多くの騎馬が残っているチームの勝利となります。

白熱した戦いが繰り広げられました(安全のため、各騎馬の傍らには教員が付いています)。

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クライマックスは、各チームからの選抜選手による「選抜リレー」です。チームの声援を受けて精一杯走ります。

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スタートではこんなシーンも…(笑)。

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桐蔭学園では、運動会、学園祭、修学旅行などをPBL(Project-Based-Learning)型行事ととらえています。生徒たちが主体的に企画段階から練り上げ、運営していくことで学びを得ようとするものです。

実行委員の生徒たちにとって、今回の経験は大きな学びとなったはずです。

お疲れさまでした!

 

運動会(女子部)&スポーツ競技会(高校共学1年)

5/29(水)、女子部では運動会が、高校共学1年ではスポーツ競技会がそれぞれ行われました。朝のうちは雨が降っており開催が危ぶまれましたが、急速に天候が回復。絶好のコンディションのもと、ほぼ予定どおりに実施することができました。

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まずは女子部の運動会の様子です。

中学2年生から高校2年生までの4学年が一堂に会しての行事。学年対抗戦です。

大玉運び(写真左)やタイフーンリレー(同右)など、チームで息を合わせることが求められる競技が続きます。学年の勝利のため、皆夢中です!

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そして最後は学年対抗リレー。この日最高の盛り上がりとなりました。

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今年の運動会は、各種目で優勝した場合にポイントが入る仕組みになっています。最終結果は高1と高2がそれぞれ3勝ずつ。同点優勝となりました。

運動会の実行委員たちは、この日のために何か月も前から準備を進めてきました。彼女たちの精神的な成長も、この運動会の成果の一つです。

続いて高校共学1年の様子です。

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高校共学として2回目となるスポーツ競技会。初回であった昨年のプログラムを一部改良して実施しました。クラス対抗戦です。

こちらは綱引き。単純ですが、大変な盛り上がりです。

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そしてクラス対抗リレー。やはりこの日最高の盛り上がりを見せていました。

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入学間もない先月の遠足では、クラスの「親睦」がテーマとなっていました。今回の運動会では「団結」がテーマです。普段は見ることができない互いの新たな姿を発見し、それを承認し合うことで「団結」は強まっていきます。互いが成長できる場としてのクラスとなるように心がけていきましょう。

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運動会(中等1年)

5/28(火)、中等1年では運動会が行われました。この4月の入学者から男女共学化し、新たな形で実施する運動会です。

前日までの猛暑はおさまり、厚い雲に覆われた中での実施となりましたが、運動するにはむしろ良いコンディションといえます。

こちらはドッジボールの様子です。

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ルールが単純で、小学生の頃から親しんできた競技だけあって、大変な盛り上がりを見せていました。

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こちらは大なわとび。複数回跳べたクラスは、身長の高い生徒が縄を回す役割を担うといった「工夫」をしていました。

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また、綱引きではメンバーを綱の後方に集中的に配置したクラスが勝利。作戦勝ちですね。

ちなみに、今回行った種目は生徒たちの希望をもとにしたものです。やはり小学校の運動会で経験したものが中心ですね。

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ところが、午後の競技の途中で雨が強くなったため、最も盛り上がる最終種目「選抜リレー」と閉会式はやむなく後日に延期…。残念でした。

今回は1年生のみ21名の実行委員たちが企画・運営を担ってくれました。来年は上級生として、「どうやったらもっと楽しい運動会になるか」という姿勢で臨むことになるでしょう。今回の運動会をふり返り、次回の飛躍へとつなげてほしいものです。

彼ら彼女らの成長が楽しみです。