パリオリンピック柔道男子90㎏級で見事銀メダルを獲得した村尾三四郎さん(高校男子53期卒業生)が、オリンピックの報告を兼ねて来校してくれました。
ラシャ・ベカウリ選手(ジョージア)との決勝戦は記憶に新しいところですが、ここに至るまでの心身両面のコンディション作りを聞くと、まさにトップアスリートならではのものであると痛感しました。
最後は残念ながら敗れてしまいましたが、試合内容のすばらしさもさることながら、会場での一連の立ち居振る舞いの立派さが多くの人々の称賛を浴びていました。
話をしていても、その人間性の高さがひしひしと伝わってきます。
私(岡田)との懇談後は柔道場へ。柔道部の練習に参加してくれました(背中の「JPN S.MURAO」がかっこいいですね)。
練習では高校の黒帯の生徒とだけでなく、中等教育学校の白帯の生徒とも乱取りをしてくれていました。生徒たちの励みになったことと思います。
また、村尾さんと同時期に活躍した3名の卒業生(関根聖隆さん、半田颯さん、賀持喜道さん)も練習に参加してくれました。3名とも現在柔道界で活躍する精鋭です。
村尾さんは現在24歳。すでに次のロサンゼルスオリンピックを見据え、新たなチャレンジをスタートさせています。
桐蔭学園として引き続き応援していきます。