自然にALに慣れる

「授業開始に向けた決意」ペアワーク「授業開始に向けた決意」発表

本校では2015年度より、本格的にアクティブラーニング(AL)型授業を導入しています。この年の新入学年から段階的に導入し、今年で3年目、完成年度を迎えました。

中学校男子部1年生と中等教育学校1年生は、いよいよ本日から通常授業スタートです。これに向け、オリエンテーション期間には、各学年ごとに準備のためのさまざまなプログラムを展開してきました。プログラムのテーマは「自然にALに慣れる」。写真は、昨日中等1年生で行われた「授業開始に向けた決意」に関するワークの様子です。

本校のAL型授業では「個⇒協働⇒個」という流れを重視しています。最初の「個」はいわゆる知識をインプットするためのステージ。従来の講義などもこれに該当します。次の「協働」ではその知識をもとにペアワーク・グループワーク・発表等を行って相互に考えを共有、最後はもう一度「個」に戻って自己成果を確認します。

昨日のワークでは、まずは教員から「知識がなければ考えられないことがたくさんある」「私たちの今の学ぶ環境は非常に恵まれている」というエピソードを紹介。その上で生徒たちに考えてもらいました。

発表の場面では、各クラス一人ずつを乱数で指名。代表となった生徒たちは150人を前にしてさぞかし緊張したことでしょう。

本校の新ビジョン「自ら考え判断し行動できる子どもたちの育成」は、このようにしてスタートするのです。