11/19(月)、中学女子部1年・2年を対象に、ホロコースト教育資料センター代表・石岡史子氏による訪問授業「ハンナのかばん」が行われました。
ナチスの収容所で13歳で命を落としたハンナという少女のカバンを通して、ホロコーストとは何だったのかを語ってくださいました。
「アウシュビッツ行きの列車ダイヤを組んだ人は、自分が何を運ぶ列車の運行計画を立てているのかわかっていたのでしょうか。その列車の運転士は、自分が何を運んでいるのかわかっていたのでしょうか」。
道路を掃除させられているユダヤ人たちの写真では、「この様子を見ている人々、少し笑っているように見えませんか」。
ホロコーストの悲惨さにとどまらず、「自ら考え判断すること」「多様性を尊重すること」がいかに大切であるか、生徒たちの胸に刺さったことと思います。