12月12日(土)に桐蔭学園中等教育学校の「入試体験会・入試説明会」が行われました。当日の様子をレポートします。第1弾は、受験生向けの「入試体験会」のレポートです。
「入試体験会」は、小学校6年生が桐蔭学園の入学試験を「体感」できる会です。今年は300人を超える受験生が参加し、体験問題にチャレンジしました。
今回の入試体験では、以下の4つの区分から選択して受験をしていただきました。
1.国算社理型
2.国算英型
3.AL入試型(総合思考力問題・面接模擬ビデオ)
4.算数選抜入試型(算数選抜入試の体験のみ)
受験会場に着いてから受付までの動き、本番の入試と同じ校舎の教室での受験体験、そして試験終了から保護者と合流しての解散まで、本番とほぼ同じ要領の体験をしていただきました。
まず、校舎に入る前に体温の測定をさせていただき、体温が37.5℃未満であることを確認しました。受験生などの健康チェックに関しては、健康管理センタースタッフも待機して態勢を整えています。
入場する保護者1名とともに受付をした後、「受験生受付」で座席券を受け取ります。この座席券には、受験教室および座席が書いてあります。
受験教室の定員は、例年の半分である各教室20人です(現時点では入試当日も1教室20人を予定しています)。互い違いに着席し、適切な距離を取れるよう配慮しています。
また、入試説明会でもお話ししましたが、教室内では極力お互いの会話を避け、周囲に配慮していただくようお願いしました。
試験の体験では、受験生たちは本番の類似問題に真剣に取り組みました。
また、試験の間の休み時間には、トイレに行ったり知識の確認をしたりと、思い思いに時間を過ごしているようでした。今回の体験会では休憩は15分間でしたが、入試本番の休憩時間は20分が予定されています。
入試当日には、何か困ったことがあったら廊下にいる案内の先生たちに気軽に話しかけてください。受験生のサポート態勢を整えていますので、どうぞご安心ください。
試験終了後、監督の先生の誘導で保護者控室となっているシンフォニーホールへ移動しました。保護者と合流後、今日の感想や試験のでき具合などを話しながら解散となりました。
採点された入試体験会の答案は、12月21日(月)以降の発送を予定しています。到着後、解説をよく読み、間違えた部分をしっかりと復習してください。
「入試体験会・入試説明会」が終了し、2021年度入試に向けた学校説明会・体験会等はすべて終了となりました。
今年は未曽有のコロナ禍の中、例年とは異なる形で受験生の皆さんと接することとなりました。
オンライン説明会や学校見学会、そして「秋の学校説明会」など、受験生の皆さんとお話をする機会はごく限られたものとなりました。
それでも、本校に対する熱い思いや希望を語ってくださる方が多く、そのたびに大きな期待に応えなければ、と気持ちを新たにする日々でした。
岡田直哉校長を始めとする教職員一同、「新しい進学校のカタチ」を目指して、より一層教育に心血を注ぐ思いを新たにしているところです。
受験生のみなさんにとって、入試当日までの日々が充実したものになることを、そして2月には合格の喜びを得ることができることを、桐蔭学園の教職員・在校生一同心から願っています。
桜満開の2021年4月、みなさんと桐蔭学園中等教育学校で一緒に学ぶことを楽しみにしています。
当日の様子をミニフォトギャラリーで紹介しています。ぜひご覧ください。
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