級友とゆっくりと時間を過ごすこと、互いの頑張りを「全力で応援」することを通して親睦を深めた学年行事でした。日ごろは見えない躍動感溢れる生徒たちの姿が垣間見えました。
6月9日(水)、高1ではスポーツイベントを催しました。例年この時期には学年全員が一緒にスポーツ競技会を終日行っていましたが、今年は時間を短縮し、さらに学年を半分に分けて行いました。
5月中旬から学級委員を中心とする準備委員が、クラスの意見を聞きながら種目を決めたりルールを工夫したりして準備を進めました。当日は天候に恵まれ、暑さ対策も大切な課題となりました。
4月からクラスの皆と一緒に学校生活を送ってはいるものの、接点はマスクをしたまま受ける授業を通してであったり、昼休みも黙って食事をするという日々が続いていました。クラスメートとゆっくりと時間を過ごすこと、互いの頑張りを「全力で応援」(学年スローガン)することを通して親睦を深めようというのが目標でした。
種目は所属コースによって若干異なりますが、ドッジボール・サッカー・借り人競走・リレーなどでした。男子が競技しているときは女子が応援、またその逆という形で、日ごろは見えない躍動感あふれる様子に互いの良さを発見した一日となりました。
準備委員の生徒たちは、ルール説明やジャッジ、記録から片付けまで、実に意欲的に働きました。以下、提出された感想からの抜粋です。良かったのは「納得のいくまで話し合ったこと」「皆が楽しそうに過ごしていたこと」「自分個人としても成長したと思えたこと」「誰かのミスを皆でフォローしようという姿勢があったこと」。難しさを感じたのは「わかりやすく説明すること」「実際の動きを事前にイメージすること」「声を届かせること」とのことでした。
なかなか難しい社会状況が続いていますが、学校行事を工夫しながら一緒に楽しむことは、授業だけでは得られない貴重な時間でした。
###Posted at 2021-06-16 12:01:43. Edited at 2021-06-16 12:49:24.###
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