昨年末12月14日(火)に「みらとび発表会」が行われました。
桐蔭学園の探究の授業は「問いつづけ、学びつづけ、問題を解決に導く力」を育むことを目標に展開されています。
ここで培われた力をもって、生徒自身が未来をひらいてくれることを願い、探究の授業は「未来への扉(通称:みらとび)」と名付けられています。
そのため、本校では探究したことを全生徒が「まとめ・発表」するところまでを重視し、「みらとび発表会」を毎年発表してきました。
【中等1年「偉人探究」・2年「社会探究」】
1年生が取り組むのは「偉人探究」。「社会を創った偉人を調べよう」をテーマに、生徒一人ひとりが文献調査から興味を持った偉人を調べ、発表しました。
2年生は「社会探究」で、自分が興味を持った社会的なテーマを選び、さらに深く掘り下げて課題を設定しました。
1・2年生は合同で発表会を行いました。1年生は先輩たちの発表を真剣に聴き、2年生は後輩たちの発表に温かいメッセージを送りました。
【中等3年「15歳のグローバルチャレンジ」】
議題は「国連弁当」。各生徒が各国の大使になりきり、自国の利益と全世界の利益の両立を目指して交渉を繰り返しつつ全会一致の議決を目指す「模擬国連総会」を開催しました。
【高校1・2年および中等4・5年】
中等後期生や高校生は系統別の「ゼミ」に所属し、約1年半にわたってひとつのテーマに取り組みます。
発表会では下級生たちを相手に、上級生それぞれが自らが設定した課題について発表を行いました。
今回の発表会を糧に、探究授業はさらに深まっていきます。探究に終わりはありません。
生徒たちはふり返りをしっかり行い、新たに発見した疑問や課題解決のための糸口など、この発表会で気づいたことを起点にして、さらに学び続けていってくれると思います。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)