昨年12月23日(木)に今年度の鵬翔祭/鸞鳳祭(桐蔭学園の文化祭)が行われました。
昨年のオンラインに引き続き、今年も新型コロナウイルスの影響で校外から保護者も含めてお招きすることはかなわず、校内の在校生限定という形で行われました。
準備期間も例年より短く、開催日数も2日間ではなく1日のみでしたが、生徒たちはこの苦難を乗り越えて立派な学園祭を作り上げ、大いに楽しみました。
各校舎からのレポートと実行委員長の言葉をお届けします。
◆A~C棟 鵬翔祭(高等学校・共学)
コロナ禍の影響で、学園祭の開催時期が当初予定の秋から冬に変更となり、「クリスマスと学園祭が同時にやってくる」ということになりました。
2学期期末考査が終了すると、いよいよ待ちに待った学園祭に向けて、学園祭実行委員が集結し、同じ白のパーカーに身を包み、本格的に動き出しました。
まずは、A・B棟校舎の飾りつけとして、約5mのクリスマスツリーの設置(実行委員)と電灯のトナカイを作成(イベント部門)しました。
学園祭実行委員は、パンフレット作製・クラブ動画撮影・パネル運びなど、いろいろと縁の下の力持ちとして、学園祭をサポートしました。
今年の学園祭準備期間は、2日間ですので、速く・丁寧な作業が求められます。クラス一丸となって、企画に取り組みました。ロッカー壁画も力作です。
日常生活では、見ることのできない生徒さんのすてきな一面をたくさん見ることができました。
学園祭の準備に2日間かけ、1日間かつ生徒のみの開催となりましたが、生徒さんは、楽しんくれて、大変盛り上がりました。
学園祭の締めのエンディングセレモニーは、各HRのスクリーンで鑑賞しました。
実行委員長の高2-P3山本毬彩さん、副委員長の高2-A1青木理音さん、高2-A5組藤岡慧子さんの感想です。
「今年の鵬翔祭は、通常よりも制約の多い中での開催となりましたが、その中でも各企画でメンバーと協力したことにより、鵬翔祭を成功させることができました。クラスメイトや部活動のメンバーと共に過ごした時間が、青春の1ページになっていたら嬉しいです。本当にありがとうございました」
◆E棟 鵬翔祭(高等学校男子部・中等教育学校後期課程)
E棟学園祭-“ E顔 ”一杯のFestival!
E棟では高校男子部1・2年生、中等4・5年生の4学年による鵬翔祭が行われました。
12月開催となる今回の学園祭は、まさにクリスマスムード一色。マルチパーパスにはライトアップも美しいツリーが設置され、気分を高めてくれました。
校外からの来場者をお招きできない、在校生限定のイベントとなりましたが、生徒たちは心からの笑顔で、久しぶりの学校行事を謳歌していました。
新型コロナウイルス感染対策ほか、新しいスタイルが求められた今回の学園祭の実施にあたっては、これまでとは異なる困難もありました。
そうした中、4学年が力を合わせ、前向きな気持ちを失わずに一つのイベントを実現できたことは、大きな財産になったと思います。
準備に励む生徒たちの真剣な眼差し、そしてとびきりの笑顔が、それを物語っていました。
“Protagonist”たち、本当にお疲れさまでした!
運営面では、各学年の実行委員長4名を中心とする執行部が精力的に活動してくれました。以下は委員長の一人、高2-M1組宮本紘太さんの感想です。
「男子だけで創り上げる最後の鵬翔祭、勢いや熱気を感じることができて、とても嬉しく思いました。他棟とは一味違った雰囲気を楽しんでもらえたのではないかと思います。
これまでと異なる男子高・中等の合同開催であることに加え、開催時期や形式についても初めてのことばかりで、戸惑いやプレッシャーもありましたが、皆さんのおかげで、なんとか最後まで無事にやり遂げることができました。
一生の思い出になる貴重な経験となりました。本当にありがとうございました」
◆F棟 鸞鳳祭(高等学校女子部・中等教育学校前期課程)
実行委員長の高2-GA三須萌花さんから御礼のメッセージです。
「12/24(木)、鸞鳳祭を無事開催することができました。
本来であれば、9/19(日)・20(月)で開催される予定でしたが、9月はコロナウイルスの感染再拡大の影響でオンライン授業が余儀なくされました。
そのため、延期となり、そして、2日間開催される予定が1日のみでの開催、模擬店は中止、発表系の部活動は生パフォーマンスではなく動画による発表、一般公開なしでの開催など沢山の制限や変更が必要とされました。
高校2年生にとっては最後の鸞鳳祭でありながら、思い通りに開催することはできず、特に、高校生から挑戦できる模擬店には昨年も今年も挑戦出来ずで悔しい気持ちはありました。
しかし、数々の行事が中止となっている私たちにとって開催出来ることをとてもありがたく思い、その都度制限や変更に対応して、実行委員はもちろん、各クラスも準備を当日に向けて進めてきました。
また、延期に伴い、例年より短い準備期間で準備にあたりましたが、各クラス細部までこだわった装飾を行いました。
F棟は共学中等前期課程生と女子部生徒で構成されています。中等生でも実行委員が発足しお互いに協力しながらさまざまな工夫をし、中等生による活気溢れる内容と女子部生徒の華やかな内容の両方を楽しむことができました。
実行委員では例年はバザーで使用していた体育館を使用して,大きな企画をしようということで話し合いを重ね、巨大オセロをはじめとした4つのゲームを行いました。
1日のみということで限られた時間でしたが、楽しむことができました。
保護者の皆様にも当日ご来場していただきたかったですが、現在の状況下で叶えることができませんでした。文章と写真のみですが、当日の様子を感じていただければ幸いです」
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