高校体育祭
2024.05.21 (火)

【高校】第2回鳳舞祭(体育祭)

昨年度から始まった桐蔭学園高校の新しい伝統である鳳舞祭。各色の個性が出た応援団パフォーマンス! 会場の雰囲気も最高潮に!
今年の成功を経て、真の伝統になり、そのバトンは後輩たちに引き継がれました。

高等学校では、5月2日木曜日に鳳舞祭を実施いたしました。鳳舞祭は昨年度から始まった桐蔭学園高校の新しい学校行事です。

従来のスポーツ大会は、学年ごとに競技を行い、クラス対抗で競い合っていましたが、鳳舞祭は2千人を超える全校生徒が一堂に会し、クラスのみならず、学年やコースの垣根を越えて、競い合ったり応援し合ったりします。日本全国を探しても、これだけの人数が集まって競技を行う行事はなかなか無いと言えるでしょう。

この鳳舞祭が新しい桐蔭学園高校の伝統として受け継がれていくように、去年よりも盛り上がるものになるよう生徒が作り上げていきました。

【準備期間】

今年度で2回目となる鳳舞祭を自分の手で作りたいと志願した約60名の生徒があつまり、各課に分かれて会議を重ねました。

動き出したのは、本番半年前の昨年10月。たくさんの時間をかけて鳳舞祭は作られました。

▲会議の様子、これから各課に分かれて動いていきます。

 

第2回鳳舞祭は、実行委員長である3年A10組石川怜奈さんの強い想いが根底にありました。石川さんは生徒一人ひとりが自分の動きを把握し、応援団や放送委員と連携して、観ている生徒が盛り上がれる鳳舞祭にしたい、という目標を掲げ、執行部一丸となってその目標を達成しようと取り組んでいきました。

去年よりも良い鳳舞祭にするために、今年から試みたことの1つ目はリハーサルを行ったことです。各競技のルールや必要な物品、生徒の動きを想定し、本番に活かしていました。

 

▲リハーサルの様子 各競技の確認に加え、音響設備の確認も行いました

 

2つ目はパンフレット、リーフレットの作成です。去年のパンフレットよりも見やすく、そして持ち運べるため、一人ひとりが自分の動きを理解することができるようになりました。

▲リーフレット これも生徒が作成しました

 

3つ目は応援団の活用です。応援団パフォーマンスのほかに、各色で「応援コール」を作ってもらい、競技中の応援を盛り上げてくれました。

▲応援団の練習の様子

【本番当日】

全クラスを3学年縦割りで赤・青・黄・緑・紫・白の6色に分けて、色毎に競い合います。午前中はサッカー場とラグビー場に分かれて競技を行い、午後はサッカー場に集まって、色別対抗リレーや部活動対抗リレーを行いました。

▲今年も快晴での開催

▲今年も華やかな得点板

▲1年男子 綱引き

▲1年女子 物取り

▲2年男子 10人11脚

▲2年女子 玉入れ

▲3年男子 騎馬戦

▲3年女子 障害物競走

▲応援団パフォーマンス 各色の個性が出ています

▲色別対抗リレー 各クラスの代表者が激走していました

▲部活動対抗リレー 各々の格好で、パフォーマンスを行ったり、部の威信をかけて競い合ったりする

 

第2回鳳舞祭の優勝は、同点で赤組と黄組でした。3位以下との差もあまりなく、大接戦でした。

▲閉会式 赤組・黄組と青組を表彰

▲委員長石川さん 半年間よく頑張りました

 

第2回の鳳舞祭は、委員長の石川さんをはじめとした、執行部の生徒が協働し、去年よりもブラッシュアップしたものになりました。全校生徒約2千人以上というたくさんの人のために動き、想像し、力を尽くした経験は彼らのこれからの人生をより豊かにしてくれるものだと信じています。

 

昨年度から始まった桐蔭学園の新しい伝統である鳳舞祭。今年の成功を経て、真の伝統になったと言えるでしょう。来年度の第3回鳳舞祭も楽しみです。

▲執行部生徒の集合写真 全員が笑顔で終わることができました

 

最後に二代目鳳舞祭実行委員長の石川さんのコメントを掲載します。

 

5月2日木曜日、第2回の鳳舞祭を無事に終えることができました。この半年間、執行部をはじめとした体育祭クラス委員や放送委員、各色の応援団、先生方など様々な人がこの鳳舞祭に携わってくれました。この半年間は私の人生の中で、一番大変な日々の連続でした。

10月から競技を作り直したり、全ての物品を確認したり、パンフレットを作成したり、応援団を取りまとめたり、当日のプログラムを組んだり…と、たくさんのことを執行部のみんなで協力して取り組みました。体育祭クラス委員には、4月から何度も集まってもらって競技やルールの確認をしてもらいました。そのおかげで、当日の競技を円滑に進めることができました。また、放送委員には競技している様子を見せられなかったにもかかわらず、原稿の作成や競技の実況を快く引き受けてくれて、当日大いに盛り上げてくれました。応援団の3年生は去年の1月から活動してもらい、4月には高2と高1と共にパフォーマンスを作り上げてきました。学年を越えて交流する中で衝突したり、上手くいかなかったりしたこともありましたが、本番のパフォーマンスでは本当に感動しました。

当日を迎えるまで、鳳舞祭を無事終えられるか心配でしたが、いざ始まると今まで感じていた苦労や悩みを全て忘れてしまうほど、あっという間に終わってしまいました。私たちの半年間の奮闘が実を結び、皆さんの思い出に残る行事になっていれば幸いです。

改めまして、この鳳舞祭に関わった生徒のみなさん、先生方、そして私を支えてくれた家族にも感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

3年A10組 石川怜奈

###Posted at 2024-05-21 12:01:19. Original.No Edited.###

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