7月20日(土)に中等教育学校の「学校説明会」が行なわれました。その様子をレポートします。
梅雨明けの猛暑の中、大変多くの参加者でシンフォニーホールは熱気に満ちた学校説明会となりました。
最初に玉田裕之校長が「桐蔭学園中等教育学校の6年一貫教育」について説明しました。
アクティブラーニング型授業、探究(未来への扉)、キャリア教育の3本柱を中心とした6年間の流れを校長自らの言葉でお届けしました。
次に、具体的な教育内容について、在校生と教員が交互に紹介する形で説明しました。
1年生の2人は1分間スピーチと6月に行われた遠足について、自身の学校生活で感じたことを交えて説明してくれました。
生徒発表のトップバッターを務めてくれた1年生の2人。少し緊張しながらも、立派に発表する姿に大きな拍手が送られました。
2年生は英語の授業(帰国生クラス)について、教材を紹介しながら説明してくれました。授業の様子が生き生きと伝わってくる素敵な発表でした。
7月に実施する学校説明会では、海外から一時帰国中のご家庭も多くいらっしゃいます。今回は本校のグローバル教育へ興味をお持ちの方も多く参加されました。
4年生は3年次の探究授業「15歳のグローバルチャレンジ」の発表。実際の発表はこのようなものでした。
「私はこのグローバルチャレンジで、2つのことを学びました。それは『他人を頼る力』と『緊張をプラスにする力』です。グループワークを通して、みんなが自分とは違う視点、考え方を持っていると気付かされて、自分の考え方を大きく転換することができました。これが『他人を頼る力』です。
そして、グローバルチャレンジでは実際にスピーチ、交渉をする場面があります。スピーチの前、私は膝が震えるくらい緊張していましたが、『これはいい緊張だ。堂々と緊張できるくらい頑張った』と考えました。これが『緊張をプラスにする力』です」
堂々とした発表に大きな拍手が送られました。
5年生は昨年参加したアメリカ短期留学について、現地で得た気づきや新しい発見を紹介しました。
トラディショナルデーというイベントで浴衣を着て日本を紹介したこと、ダンスパーティーでひたすら踊り続けたこと、などを自分の言葉でいきいきと語ってくれました。
最後に6年生が、5年次の冬に行なった「プレゼン型三者面談」と自身の6年間の成長について語りました。
「プレゼン型三者面談」は担任と保護者を前に、自分の将来のあり方を発表する場です。社会に出てからの自分の姿を見据えつつ、将来の職業や大学での学びなどを言語化する面談です。
また、6年間、部活動や学校生活を通じて得たものや成長した点を、スライドを示しながら語ってくれました。
今回の学校説明会では、1年生から6年生が登壇しましたが、1年生のフレッシュな様子と6年生の堂々とした発表を聞くと、桐蔭での6年間の成長のストーリーを感じていただけたのではと思います。
実際に参加された方からも、「発表が素晴らしい」「生徒主体の学校説明会はいいですね」とお言葉をいただきました。
その後、在校生による歓迎イベント「桐蔭クイズ」を行ないました。これは、クイズ形式で校舎の施設を紹介するゲームです。
参加した小学生のみなさんも楽しみながら桐蔭のキャンパスを知ることができたと思います。
最後に2025年度入学試験の日程について説明を行ないました。また、帰国生入試を2025年1月11日に実施することも発表されました。
帰国生入試の詳細は以下のリンクよりご確認ください。
2025年度 桐蔭学園中等教育学校 帰国生入試 生徒募集要項はこちら
説明会終了後には帰国子女対象ミニ説明会を開催しましたが、こちらには140名の方が参加され、本校のグローバル教育に対する関心の高さを感じました。
学校説明会にご参加のみなさま、まことにありがとうございました。
次は9月22日(日・祝)・23日(月・休)の鸞鳳祭(らんほうさい)で受験生のみなさんにお会いすることができます。在校生、教職員一同みなさまのご来場をお待ちしております。
なお、次回の学校説明会(2025年度入試に向けた最後の学校説明会)は11月2日(土)です。本校に興味をお持ちになった方のご参加を心よりお待ちしております。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)