6月23日(土)に、中学校・高等学校女子部で「保護者授業参観」が行われました。
保護者授業参観は年に1回行われ、1校時から3校時まですべての授業を参観していただくことが可能です。
保護者にとっては様々な種類の授業を参観し、授業の様子を知ることができる貴重な機会です。
今年も多くの保護者が参観に訪れました。ありがとうございました。
保護者の方に授業参観の時にどのような点に注目しているかを聞いたところ、やはり「自分の子がちゃんと授業に参加しているか」が一番の関心だそうです。
一方、「授業中に多くの生徒が参加しているかどうか」にも注目しているのとのことです。ただ先生の話を聞くのではなくて、グループで作業したり、質問をしたりする場面が多い授業を期待されていました。
参観後には保護者の方々に授業アンケートへの記入をお願いしています。この授業アンケートの内容は学校全体で共有し、授業のさらなる改善に役立てています。授業アンケートの一部を紹介します。
中学
・歴史の授業において、現代風の質問をどう関連付けるのか興味深く観ていました。授業進につれ、「こういうことなのね」と納得いく自分がいました。楽しい授業で全員参加型授業、通常の授業が見えるようです。
・英語の授業で、軽快なリズムで楽しい歌を歌って授業が始まりました。主に英語を話され、説明には日本語もあり、英語を無理なく親しんでいけそうです。
・プロジェクターを利用して例題を提示するすることで、生徒は顔を上げたまま解説を聞くことができる、時短になる等の利点が実感できました。一方で、板書の解説も書きながらペースダウンすることで、理解が深まるという利点があると思います。双方の利点が生かされた無駄のないテンポの良い授業だと思います。
高校
・先生のユニークな授業に子供たちは夢中になっていました。テンポが良く、楽しい授業でした。子供たちを授業に巻き込んでいたのがとても良かったです。
・視聴覚(タブレット→スクリーン)を活用し、日々の生活では触れることの難しい事象や現物を画像を添えて補足説明している点は、資料を手元で見るより顔が上って良いと思います。
・生徒の回答を絶対に否定しない、適切なフォローで生徒のやる気をそがない、出来た部分は褒める、自由に考えさえる、いずれも上手な指導だと感じました。
・自分で考えて発表する授業は、今までなかったスタイルなので斬新でした。また、教室を盛り上げて、みんなのテンションをうまく上げていらしたと思います。ただ教えるだけでなく、興味を持たせることも大切だなと自分が子育てをするうえでも日々感じています。これからも授業のなかに「楽しさ」を取り入れていっていください。
今回の授業参観については、岡田校長のブログでもとり上げられています。
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