12月8日(金)に、中学校男子部で「中1・中2 合同探究発表会」が行われました。
桐蔭学園では、平成28年4月から総合的な学習の時間を「探究的な学習」と位置づけ、
1 課題の設定
2 情報収集
3 整理分析
4 まとめ・発表
という活動のサイクルで課題に対する理解を深める学習をして来ています。
今回の発表会では、9月に行われたフィールドワーク(中1は「横浜探訪」、中2は「横須賀・鎌倉探訪」)の成果を、それぞれの代表生徒たち(22名)がプレゼンテーションしました。
プレゼンテーションは、各自のiPadで制作したパワーポイントで行いました。
1年生はこのような形でのプレゼンテーションは初めてで、かなり緊張している様子でした。。横浜の歴史、人物、建築から乗り物、食べ歩き、カップヌードルミュージアムにいたるまで、関心に応じた多彩な発表がありました。
一方2年生は、昨年の経験を活かして先輩として堂々たる発表をしていました。猿島、ヴェルニー公園、どぶ板通りなど、横須賀の名所についてプレゼンテーションを行いました。
「探究的な学習」においては、聴衆には「主体的に聴く姿勢=傾聴」が求められます。しっかりとプレゼンテーションを聴いた上でコメントシートに評価や感想を記入していきます。
1年生は2年生の発表の要約とその良かった点を、2年生は1年生に対するアドバイスを記しました。
1年生はは上級生の良かった点を確認して今後の自分の成長に生かす、2年生は下級生にアドバイスを送ることで自分の学びにつなげる、というところに2学年合同で行うこの企画の意味があります。
本校の「探究的な学習」は、主体的に学んでいく姿勢、そして生涯学びつづけていく力を育てることを目標としています。日常の授業で展開しているアクティブラーニング型授業を軸として、「社会につながる学び」を目指しているのです。
桐蔭タイムライン編集部では、今後も「探究的な学習」な学習の取り組みを継続してお届けしたいと思います。
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