中等教育学校1年生は6月12日(火)から13日(水)にかけて、1泊2日で富士山麓の山中湖へ校外宿泊研修へ行きました。
校外宿泊研修は、生徒たちが集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を養うことや親睦を深めることを目的として行っています。
初日は朝学校に集合し、バスで山梨県へ向かいます。最初の目的地は山梨県立リニア見学センターです。同センターは、2027年に開業を予定しているリニア中央新幹線に使用される超電導リニアの実験線見学施設です。
約15分に1回、実験線を時速約500kmで走るリニアモーターカーを見学することができます。生徒たちは実験線を車両が高速で通過するたびに大きな歓声を上げていました。
その後、宿舎まで移動して、昼食をとりました。
午後は曇りがちな天候の中、明神山へハイキングを実施することができました。明神山は標高1291m、眼下に山中湖を見下ろし霊峰富士を望むパワースポットです。
明神山ハイキングは地理の授業とのコラボレーション行事です。事前に学習しておいた明神山の地形が、実際に歩いてみるとどう感じるかを調査しました。
調査は役割が事前に分担されていて、iPadを使って地形を写真に撮りました。学校に帰ってからの発表に使用するためです。
ハイキング途中、かなりの傾斜している山道でも生徒たちは一生懸命写真を撮っていました。
山頂は残念ながらガスの中(麓から見ると雲の中)で、富士山の雄大な姿を見ることはできませんでした。
夕食は生徒にとってお楽しみの時間。なかなかの食べっぷりに先生たちも感心しきりでした。
食事後の行事では、班ごとにクイズ形式のゲームを行いました。班員全員の力を合わせてクイズを解きました。
優勝チームには行事係から素敵なプレゼントが送られました。
2日目の球技大会は、体育館でのドッジボールです。約1時間半、全力投球でドッジボールを行いました。
お腹を空かせた生徒たちは、そのまま飯盒炊爨場でカレー作りをしました。野菜を切る人、火をおこす人、お米を洗う人…このような作業では「役割分担」がとても大切ですね。
どの班でも、お互い助けって美味しいカレーを作ることができたようです。筆者もカレーをご馳走してもらいましたが、格別の味がしましたよ!
青木学年主任は今回の宿泊研修の総括として「経験・体験から学ぶことは多いものです。この校外宿泊研修から何を学んだかをふり返って、日常生活に活かしてほしいと思います」と話しています。
校外宿泊研修を通して、お互いの親睦を深め、協力することの大切さを感じたことでしょう、
校外宿泊研修の様子をミニフォトギャラリーでお楽しみください。
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