中等教育学校1年生は6月27日から28日にかけて1泊2日で山中湖へ校外宿泊研修へ行きました。今年のテーマは「絆」。4月に入学してはや3ヶ月が過ぎようとしています。様々な活動を通じて生徒同士が交流し、お互いのことをよく知ることがこの研修の目的の1つです。
初日は朝学校に集合し、バスで一路山梨県へ。最初の立ち寄り地は富士山レーダードーム館です。過去にNHKで放映されたプロジェクトXの映像を見てから、移設されたレーダードームの実物や、観測がどのように行われたかなどを示す展示を見学しました。5月の富士山を体感する、強風が送られる-21℃の部屋も体験することができました。
宿舎に到着後、昼食をとってから明神山へハイキングへ行きました。明神山は標高1291m、眼下に山中湖を見下ろし霊峰富士山を望むパワースポットです。途中、かなり傾斜のきつい山道を登り、やっとの思いで山頂に到着しました。パノラマ台からは、綺麗な景色を見ることができました。
夕食後、宿舎内で行事「ザ・モニタリング~仲間のハートをキャッチせよ!~」を行いました。仲間との絆の深さをクラス対抗で競いました。クラスの友達に関する質問にどれだけ答えられるか?行事は大いに盛り上がり、仲間のことをよく知ることができました。
2日目は残念ながら朝から雨が降っていました。朝会も外ではなく研修室で行いました。予定していた球技大会は、体育館でのドッジボールなりました。各クラス3チームずつで競い、体育館には生徒たちの歓声が響き渡りました。
球技大会終了後は、宿の方から飯盒炊爨(はんごうすいさん)のレクチャーを受け、カレーライスの調理開始です。不必要なほど大きな炎を作っていた班、水が少なくてかなりルーが濃そうな班、逆に水を入れすぎて一生懸命煮詰めていた班など、悪戦苦闘!
カレーライスならぬ「カレー味のスープおこげ 焦げ焦げ風」でも、自分たちで作れば美味しかろうと思っていましたが、どの班も立派なカレーライスになっていました。午前中よく動いたので、とても美味しかったようです。
お世話になった宿の方々、同行していただいた医師の先生、添乗員の方にもご挨拶して、帰途につきました。学校には夕方5時頃に無事到着しました。
この2日間、時間厳守、集団行動の方法など、生活上のルールを学びました。また、今まで話したことがなかった仲間と話をしてお互いの絆をぐっと深めることができました。1泊2日の研修で生徒たちはそれぞれの成長に繋がるきっかけをつかめたことでしょう。
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