秋霜烈日(検事の仕事) ~君も「HERO」になれる~
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中立・公正な立場
事件を解明
検事の仕事
正義感
「秋霜烈日」・・これは検事の仕事を象徴する言葉です。
検事は、全ての刑事事件の処分を決める権限を持っています。被疑者・被害者等事件関係者の一生を左右することもあります。だからこそ、実際に現場を見て、関係者から話を聞き、自分の五感をフルに使って事件を解明し、中立・公正な立場で、正義感に基づいた適切な処理をし、裁判できちんと犯罪を立証することが求められるのです。
こうした検事の姿を皆さんに知っていただき、魅力ある仕事であると感じてもらうため、実際に神奈川県内で起きた凶悪重大事件を題材として、捜査の裏側を交えながら、検事の仕事や日常などを紹介します。また、海外における検事の仕事について、現地の捜査当局と協力して逃亡犯罪人を追跡し身柄を確保した実例を挙げながら紹介します。
検事って何をするの?弁護士や裁判官とどう違うの?どうやって事件を解決するの?外国でも活躍できるの?女性でも大丈夫?「HERO」の久利生検事と実際の検事は違うの?検事の仕事の魅力って何?僕でも私でも検事になれるかな?・・・こうした疑問の全てに答えます。
当日の様子
受講生の感想
私はよく刑事ドラマなどを見ます。最近では「リーガル・ハイ」、もちろん「HERO」もですが、弁護士や検事、裁判官などの登場が目立つ気がします。あくまでこれらはテレビ番組ではありますが、限りなく再現されているように感じます。テレビを見て「検事」という言葉は出ますが、その実務のことは知りませんでした。
先生の講演で検事は捜査をすることも知りましたし、新たな知識が増えました。検事とういう仕事に魅力を感じつつ、夢の1つの候補となったことをありがたく思います。
今日はありがとうございました。
講師プロフィール:熊田 彰英
京都大学法学部卒業。平成10年に検事任官して以来、各地の検察庁をはじめ、最高検刑事部、東京地検特捜部、法務省刑事局、同大臣官房秘書課等、法務・検察の枢要部署において勤務したほか、在韓国日本大使館の一等書記官(法務アタッシェ)として勤務。この間、凶悪重大事件、企業・組織犯罪、贈収賄事件、芸能人薬物事件等、社会の耳目を集める事件・事案を多数担当。平成26年4月、弁護士登録し、それまでの経験・知見を活かして、企業の危機管理や不祥事対応等に従事する一方、桐蔭法科大学院の教授を務める。<br /> <br /> 現在、フジテレビのドラマ「HERO」のリーガルアドバイザーを担当。同局のニュース番組にも出演。