未来の裁判
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ICT
ICT化された裁判
情報化社会
教育と司法のICT化
情報化社会の進展と共に、人々の生活は日々大きく変わっています。小説に出てくる様な待ち合わせのすれ違いは、携帯の普及で亡くなってしまいました。手紙でやり取りして時間のかかっていた海外との打ち合わせも、テレビ会議であっという間に出来てしまいます。
そんな中、海外と比べると日本では残念ながら「教育」と「司法」分野でのICT化が驚くほど遅れています。そんな問題意識から教育と司法のICT化を研究しています。このセミナーでは、 ICT化された裁判をご紹介します。
最初に、ICTを使えば離島に住んでいても簡単に裁判を受けることができることを表現したPVをご紹介します。次に、そこに使われているICTと、なぜICTが必要なのかをお話します。
最後に、法学部に進みたい学生のために広く質問を受けようと考えています。
当日の様子
受講生の感想
今回のセミナーを聴いて、現在の裁判のあり方やこの先の裁判のあり方が分かりました。PVでネットワークを使った裁判までの過去が面白くわかり、近代的な方法で物事を解決することに感心しました。また、アメリカの裁判が日本よりはるかに進んでいることに驚き、今の日本の裁判のあり方をもっと変えるべきだと思いました。
このセミナーのおかげで裁判のことが分かったので、ためになりました。
講師プロフィール:笠原 毅彦
最終学歴 ドイツ連邦共和国ザールラント大学<br /> 専門分野 民事法、法情報学<br /> 主な研究 サイバーキャンパス(教育のICT化),サイバーコート(司法のICT化) <br /> 現職 桐蔭横浜大学大学院法学研究科教授