遺伝子について:基礎から応用まで
関連ワード:
iPS細胞
ゲノムと遺伝子
大学で研究する研究者
遺伝子の突然変異
遺伝子工学
皆さん!遺伝子は何からできていますか?ゲノムと遺伝子の違いを知っていますか?このような話から始めて,遺伝子の突然変異によって発症する病気や,遺伝子工学の技術を用いて人工的に遺伝子を操作するとどのようなことが分かるのかを簡単にお話しします。また,ここ数年話題のiPS細胞と遺伝子との関係についてもお話します。もう一つ,大学で研究する研究者になるにはどうすればいいのかお話しします。
当日の様子
受講生の感想
萩原啓実教授のお話を聞いて小人症やホメオティック遺伝子にとても興味を持ちました。
ホメオティック遺伝子の例であげられていた手の指が10本になってしまう例や普通とは違う体ができあがってしまう例は、人の他に動物や虫にも存在していること、他にも何があるのか、また指が10本になってしまった時の手術法も知りたいと思いました。
人の手術でミスをしないためにマウスを使って研究をすることにも興味を持ちました。
講師プロフィール:萩原 啓実
学歴:東京工業大学大学院博士課程修了(理学博士)<br /> 職歴:昭和大学薬学部助手<br /> 東京工業大学大学院・生命理工学研究科助教授<br /> 東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センター助教授<br /> 桐蔭横浜大学医用工学部,大学院工学研究科教授<br /> 研究分野:生化学,分子生物学、細胞生理学<br /> 研究内容:<br /> ① 骨粗鬆症や肥満といった病気の改善を目指した生理活性物質の探索。<br /> ② 遺伝子ノックアウトマウスを用いた表現型の解析。<br /> 詳細は桐蔭横浜大学の私の研究室のホームページ(http://www.cc.toin.ac.jp/sc/hagiwara/)をご覧ください。